(AEM forms を使用して作成された)AEM forms 8.x アーカイブファイルから項目を読み込むには、まず管理コンソールを使用してそのアーカイブファイルを AEM forms に読み込みます。読み込み後、AEM forms アーカイブファイル内の項目が、元の AEM forms 環境と同じように、プロセスビュー、リソースビューおよびイベントビューに表示されます。例えば、プロセスバージョンは、同じプロセスグループでプロセスビューに表示されます。
注意:
読み込んだリソースのパスのルートが Applications である場合、読み込んだリソースはリソースビューに表示されません。例えば、AEM forms アーカイブファイルに、Application/LoanApplication フォルダーからのリソースが含まれている場合を想定します。この AEM forms アーカイブファイルを読み込んだ場合、その内容はリソースビューに表示されません。
既存の項目を読み込む前にアプリケーションを作成してください(
アプリケーションの追加と削除
を参照)。
サービス設定を含んだ既存の LCA ファイル
AEM forms では、コンポーネントビューを使用して設定されたサービスがプロセスに使用されていた場合、AEM forms アーカイブファイルにはサービス設定が含まれています。これらのサービス設定が AEM forms 環境に読み込まれた場合、サービス設定が原因で問題が生じます。AEM forms へ読み込む際にアーカイブの内容をプレビューする場合、サービスコンポーネントのすべてのサービス設定について選択を解除してください。
例えば、ある AEM forms プロセスには LDAP サービスが使用されています。LDAP サービスの接続プロパティはコンポーネントビューを使用して設定されます。このプロセスを AEM forms アーカイブにパッケージ化するとき、そのサービス設定がアーカイブに追加されます。読み込み時、このサービス設定は ServiceConfiguration_LDAPService としてプレビューに表示されます。この項目については、AEM forms への読み込みを行う前に選択を解除しておく必要があります。
注意:
プロセスサービスのサービス設定の選択は解除しないようにしてください。
AEM forms アーカイブファイルからの既存の項目を読み込む:
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管理コンソール上にて、AEM forms アーカイブファイルを読み込みます。(『
AEM forms 8.x アーカイブの読み込みと管理
』を参照)。
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Workbench でプロセスビューを開き、ビューを更新します。更新すると、LCA ファイルから読み込んだすべてのプロセスが表示されます。
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イベントビューを開き、ビューを更新します。更新すると、LCA ファイルから読み込んだすべてのイベントタイプが表示されます。
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ランタイムの場所から AEM forms アーカイブファイルに格納された項目を読み込みます。(
ランタイム環境からの読み込み
を参照)。
注意:
アプリケーションビューを更新すると、読み込んだ項目が表示されます。
注意:
アプリケーションに
components
という名前のフォルダが含まれている場合、AEM forms アーカイブファイルの読み込みに失敗します。この問題を解決するには、AEM forms アプリケーションでフォルダー名を components 以外の名前に変更し、アーカイブファイルを再作成して、このファイルを AEM forms サーバーに再度読み込みます。