Workbench の起動後に、ログインしてサーバーとの接続を確立します。管理者は、ユーザーが Workbench を使用できるように、ユーザーのユーザーアカウントとサーバーを設定する必要があります。
ログイン
プロセスまたはフォームを操作するには、まずサーバーにログインする必要があります。サーバーがログインできるように設定されていない場合は、
サーバー接続の設定
を参照してください。
注意:
Documentum または FileNet リポジトリプロバイダーを使用するように AEM forms を設定している場合、管理コンソールでデフォルトとして設定されている以外のリポジトリにログインするには、[ユーザー名]@[リポジトリ] の形式でユーザー名を入力する必要があります。
ログインすると、ログイン先のサーバーとログインに使用したユーザー名が Workbench の右下隅に表示されます。次の図は、管理者ユーザーが localhost サーバーにログインしていることを示します。
サーバーにログインするには:
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Workbench を起動し、File/Login を選択します。
![](images/tip_help.png)
Login ボタン
![](images/loginButton.png)
をクリックする方法もあります。
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ログインウィンドウで、「Username」ボックスにユーザー名を、「Password」ボックスにパスワードを入力します。
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Log On To リストで目的のサーバーを選択し、「Login」をクリックします。
注意:
セキュリティを確保するため、ログイン後一定の間隔で Reauthentication ウィンドウが表示されることがあります。その場合は、パスワードを再度入力する必要があります。この間隔は管理者が決定します。詳しくは、『
User Management ヘルプ
』で、「User Management の設定」から「AEM forms のタイムアウト設定」を参照してください。
メモリ割り当ての引き上げ
Workbench へのログイン時にメモリ不足の警告が表示された場合は、Workbench に割り当てられているメモリを増やすことができます。
メモリの割り当てを設定するには、割り当てメモリ量を制御する workbench.ini ファイルのプロパティを変更します。このプロパティの形式は
-Xmx
[メモリ量]
M
です。
[メモリ量]
は、割り当てられるメモリの MB 数です。デフォルトの割り当てメモリ量は 512 です。これはプロパティの値
-Xmx512M
を使用して設定されています。メモリ量は 256 単位で増やせます。例えば、512 MB のメモリが割り当てられているときに警告が表示された場合は、割り当てメモリ量を 768 に増やしてください。それでも警告が表示される場合は、1,024 に増やします。
workbench.ini ファイルは
[install directory]
/Adobe/AEM forms Workbench/Workbench ディレクトリにあります。この
[install directory]
は、Workbench をインストールしたディレクトリです。
割り当てメモリの引き上げ:
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テキストエディターで、workbench.ini ファイルを開きます。
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割り当てメモリ量を設定するプロパティが含まれる行を特定し、必要に応じてそのプロパティの値を変更します。例えば、
-Xmx768M
では 768 MB のメモリが割り当てられます。
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workbench.ini ファイルを保存して閉じ、Workbench を再起動します。
Workbench を酷使した後にメモリ不足の警告が表示された場合は、Workbench を閉じて再起動する必要があります。
サーバー接続の設定
目的のリソースが格納されているログイン先の AEM forms サーバーへの接続を設定する必要があります。サーバーが未設定であるか、サーバー設定を変更する必要がある場合は、ログインダイアログボックスからサーバーを設定できます。サーバーの設定時に使用する値については、管理者に問い合わせてください。
サーバーを設定したら、ログインウィンドウで設定を選択できます。
サーバーを設定するには:
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AEM forms のログインダイアログボックスで、「Configure」をクリックします。Manage Configured Servers ダイアログボックスが表示されます。
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新しいサーバーを追加するには、Add New Server ボタン
をクリックします。既存のサーバーを編集するには、サーバーを選択し、Edit Selected Server ボタン
をクリックします。
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「Server Title」ボックスに、サーバーの用途を示す名前を入力します。この名前は説明の目的でのみ使用され、ログインウィンドウの選択メニューに表示されます。
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「Hostname」ボックスに、AEM forms サーバーの名前または IP アドレスを入力します。
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Protocol リストで、「Simple Object Access Protocol (SOAP/HTTP)」、「Simple Object Access Protocol (SOAP/HTTPS)」、または「Simple Object Access Protocol(SOAP/HTTPs) Mutual Auth」を選択します。
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「Server Port Number」ボックスに、管理者から提供されたポート番号を入力します。これで、サーバーへの接続に使用されるポート番号が指定されます。
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「OK」をクリックし、「OK」を再度クリックします。
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サーバー上のログインウィンドウで、「Log On To」リストから適切なサーバーが選択されていることを確認してください。
サーバーへの接続に「Simple Object Access Protocol (SOAP/HTTPs) Mutual Auth」オプションを使用すると、ログイン画面には次のオプションの表示されます。
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Key Store:キーストアファイルのパスです。ファイルは、Workbench がインストールされているマシンに配置されます。パスは、
file:[path_of_the_file]
形式で指定します。
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Key Store Password:キーストアのパスワードです。一般に、キーストアのパスワードはキーストアの作成時に作成します。
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Trust Store:Trust Store ファイルのパスです。ファイルは、Workbench がインストールされているマシンに配置されます。パスは、
file:[path_of_the_file]
形式で指定します。
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Trust Store Password:Trust Store のパスワードです。一般に、Trust Store のパスワードは Trust Store の作成時に作成します。
ログアウト
Workbench の使用を終えたり、別のサーバーにログインしたりする場合は、接続中のサーバーからログアウトする必要があります。
サーバーからログアウトするには:
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File/Logout を選択します。
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ログアウトウィンドウで、「Logout」をクリックします。
![](images/tip_help.png)
Logout ボタン
![](images/logoutButton.png)
をクリックする方法もあります。
ユーザー権限
Workbench にログインするには、ユーザーアカウントにアプリケーション管理者のロールが割り当てられている必要があります。このロールには、Workbench ユーザーに適用される次の権限があります。
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管理コンソール(アプリケーションおよびサービスページ)を使用して、サービスの実行時プロパティの設定、エンドポイントの追加、削除および設定、セキュリティの設定を行う。
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コンポーネントをインストールおよびアンインストールする。
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アプリケーションを作成する。
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アプリケーションを削除する。
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イベントタイプを作成する。
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イベントタイプを削除する。
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プロセスを作成する。
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プロセスを削除する。
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記録されたプロセスインスタンスのリストを表示し、再生する。
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サービスの開始と停止、プロセスのアクティベートとアクティベートの解除を行う。
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読み取りと編集のためにプロセスを開く。
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サービスを呼び出す。
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Workbench のフォーム作成機能を使用する。
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アプリケーションのアクセス権限を設定および委任する。
ユーザーロールの割り当てに関する詳細は、『
AEM forms 管理ヘルプ
』を参照するか、または AEM forms の管理者に問い合わせてください。
相互認証
Workbench と AEM forms 間の相互認証を設定できます。相互認証では、キーストアと Trust Store のペアに加え、公開鍵と秘密鍵のペアが、Workbench および AEM forms サーバー上に存在している必要があります。Workbenchの公開証明書は AEM forms サーバーにインポートされ、AEM forms サーバーの公開証明書は Workbench にインポートされます。キーストアには秘密鍵が含まれます。これらのキーは、他のユーザーと共有しないでください。
次に示す各コマンドは、シンプルな自己署名入り証明書を作成し、Workbench やサーバー環境下で設定するのに役立ちます。
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AEM forms サーバーの公開鍵と秘密鍵のキーペアを作成します。
keytool -genkey -alias teiid -keyalg RSA -validity 365 -keystore server.keystore -storetype JKS
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公開証明書のサーバー証明書をエクスポートします。このサーバー証明書は、Workbench にインポートされます。
keytool -export -alias teiid -keysto. re server.keystore -rfc -file server.cert
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Workbench 向けの公開鍵と秘密鍵のキーペアを作成します。
keytool -genkey -alias cteiid -keyalg RSA -validity 365 -keystore clientnew.jks -storetype JKS
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公開証明書のクライアント証明書をエクスポートします。このクライアント(Workbench)証明書は、AEM forms にインポートされます。
keytool -export -alias cteiid -keystore cliennew.jks -rfc -file client.cert
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サーバーの公開証明書を Workbench の Trust Store にインポートする:
keytool -import -alias teiid -file server.cert -storetype JKS -keystore client.truststore
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Workbench の公開証明書をサーバーの Trust Store にインポートする:
keytool -import -alias cteiid -file client.cert -storetype JKS -keystore server.truststore
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