アーカイブ作成時のソケットのタイムアウトの回避

多数のまたは大きいリソースおよびプロセスをアーカイブに追加すると、ソケットのタイムアウトが発生する可能性があります。アーカイブを作成または更新しているときにソケットのタイムアウトが発生した場合は、アーカイブを非同期で作成します。

アーカイブを作成する場合、Workbench によって AEM forms サーバーへの接続が開かれます。デフォルトの動作では、アーカイブの作成中、接続が維持されます。接続が開かれている時間が長すぎると、ソケットのタイムアウトが発生することがあります。ソケットのタイムアウトが発生するまでの時間は、サーバーの設定によって異なります。

アーカイブを非同期で作成している場合、Workbench が AEM forms サーバーにアーカイブの作成の要求を送信した後、接続が閉じられます。AEM forms サーバーが Workbench にアーカイブが作成されたことを通知するときには、別の接続が開かれます。

非同期でのアーカイブの作成

  1. workbench.ini ファイルをテキストエディターで開きます。

    workbench.ini ファイルは、 [install directory] /AEM forms Workbench/workbench ディレクトリにあります。ここで、 [install directory] は、Workbench をインストールしたディレクトリです。

  2. アーカイブ作成の非同期の動作を制御するテキストの次の行を探します。

    -Dcom.adobe.workbench.repository.create_lca_asynchronously=false 
  3. テキストを変更してプロパティを「true」に設定します。

    -Dcom.adobe.workbench.repository.create_lca_asynchronously=true 
  4. workbench.ini を保存し、Workbench を再起動します。