一部のデータタイプは、別のデータタイプに変更することができます。例えば、サービス操作のプロパティ値として使用できるように、データを異なるタイプに変換することができます。Workbench では、次の XPath 関数を使用してデータタイプを変更できます。
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number
関数は、ノード内のデータを数値に変換します。
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deserialize
関数は、ノード内の文字列値を XML ドキュメントに変換します。
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serialize
関数は、XML ドキュメントを文字列値に変換します。
XML から文字列データへの変換
XML ドキュメントを
string
値に変換するには、
serialize
XPath 関数を使用します。フォームデータは XML を使用して表されるので、
serialize
関数を使用して
string
データに変換することができます。
文字列データへの変換
データタイプを文字列表現に変換するには、
string
XPath 関数を使用します。この関数は、データベースまたは XML ファイルから取得したデータを変換して文字列データとして操作に渡す際に役立てることができます。
文字列データから XML への変換
文字列データを XML ドキュメントに変換するには、deserialize 関数を使用します。この関数は、XML データが文字列として存在するとき、XPath を使用して簡単に扱うことができるように、そのデータを XML に変換したい場合などに役立てることができます。
次の XPath 式は、プロセスの
strvar
という名前の文字列変数を XML ドキュメントに変換します。
deserialize(/process_data/@strvar)
XML ドキュメントは、XML 変数として保存する必要があります。
スキーマを XML 変数に関連付けた場合、XPath Builder のプロセスデータツリーには、その XML がノードとして表現されます。スキーマがない場合は、XML 変数の名前だけが表示されます。
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