「Clone PDF」操作

「Clone PDF」操作は、PDF ドキュメントを複製します。作成された PDF ドキュメントは、入力 PDF ドキュメントとは独立して操作できます。1 つの特定の PDF ドキュメントを複製することなく複数のサービスに渡すと、場合によっては、結果を効果的に使用するのが難しくなることがあります。

例えば、1 つの PDF ドキュメントが 2 つのサービスに連続して渡されるとします。1 つ目のサービスが PDF ドキュメントを変更して document 値として返した場合、その document 値を使用する 2 つ目のサービスは 1 つ目のサービスが行った変更を検出します。

「Clone PDF」操作を使用すると、入力 document 値と結果の document 値は同じですがそれぞれ独立しており、今後一方の値が変更されても、もう一方のオブジェクトには影響しません。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、 共通の操作プロパティ を参照してください。

Input プロパティ

PDF ドキュメントを指定するプロパティです。

文書全体(PDF)

複製元の PDF ドキュメントを表す 文書 値です。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを開きます( Select Asset について を参照)。

Output プロパティ

複製先の PDF ドキュメントを指定するプロパティです。

PDF Clone

複製先の PDF ドキュメントを表す 文書 値です。

Exceptions

この操作を実行すると PDFUtilityException 例外が発生することがあります。