入力時にスペルチェックを実行するには

Designer では、入力時にスペルミスを検出するよう設定できます。オプションダイアログボックスのスペルパネルで「入力時にスペルチェック」オプションを選択します。

「入力時にスペルチェック」オプションを選択した場合は、選択オプションに関係なく、テキストオブジェクト、キャプションフィールド、およびオブジェクトパレットやアクセシビリティパレットの各種フィールドにスペルミスがあると、赤の波線が表示されます。スペルチェックダイアログボックスの使用時にどの種類のテキストのスペルチェックを実行するかは、スペルチェックリストのオプションで指定します。

Designer では、フォームのスペルチェックを実行すると、必ず、内部辞書とユーザー設定の辞書(「カスタム辞書」)が参照されます。別のカスタム辞書ファイル(*.clam)を追加すると、Designer による参照時に正しいスペルと認識される単語のリストを拡張することができます。詳しくは、 無視する単語のリストへの単語の追加 を参照してください。

現在利用可能な辞書のリストを確認するには、ツール/オプションを選択して、「スペル」をクリックします。スペルパネルにインストール済みの辞書のリストが表示されます。「カスタム辞書」は常に選択された状態になっています。この選択を解除することはできません。

入力時にスペルチェックを実行する場合は、以下の点に注意してください。

  • 「入力時にスペルチェック」オプションを選択すると、テキストオブジェクトとキャプションフィールドで、挿入ポイント(テキスト入力用の垂直の点滅バー)がテキスト内またはその横に配置された場合にだけ、スペルミスを示す赤の波線が表示されます。

  • ツール/オプション/スペル/波形下線の色を選択すると、波線による下線の色を変更できます。

  • スペルミスを簡単に修正するには、スペルの間違った単語を右クリックし、コンテキストメニューから修正候補の 1 つを選択します。Designer では、スペルミスのある単語ごとに最大 4 つのスペル修正候補がコンテキストメニューに表示されます。5 つ以上の修正候補を表示する場合は、スペルチェックダイアログボックスを使用します。

入力時にスペルミスを検出するよう Designer を設定するには

  1. ツール/オプションを選択し、スペルパネルで「入力時にスペルチェック」を選択します。

  2. 入力時にスペルミスを修正するには、下線が引かれた単語内またはその真横に挿入ポイントを配置し、右クリックして、次のいずれかの操作を実行します。

    • スペルミスのある単語を修正するには、コンテキストメニューの修正候補を 1 つ選択します。スペルミスのある単語について修正候補がない場合は、代わりに「 スペル修正候補なし 」と表示されます。

    • 「カスタム辞書」に単語を追加するには、「辞書に追加」を選択します。これを選択すると、下線が引かれている単語が辞書の全言語に追加され、Designer では、この単語がスペルミスのある単語として認識されなくなります。

    • このスペルミスのある単語をすべて無視する場合は、「すべて無視」を選択します。これを選択すると、無視する単語のリストにこの単語が追加され、Designer では、一時的にこの単語がスペルミスのある単語として認識されなくなります。この単語は、Designer を再起動するまで、すべてのスペルチェックで無視されます。無視する単語のリストは、Designer を起動するたびにクリアされます。