印刷を目的としたフォームでは、フォームデザイン内の各ページセットに対して片面印刷または両面印刷を指定できます。
注意:
片面印刷または両面印刷の指定は、印刷(PCL や Postscript など)用のフォームデザインに推奨されます。
例えば、プレプリントやプレーンコピーのフォームを生成するためのフォームデザインを作成する際にこの方法を使用できます。
プレプリントフォーム
は、既に項目が印刷されている用紙に印刷されるフォームです。
プレーンコピーフォーム
は、何も印刷されていない用紙に印刷されるフォームです。
この例では、ページセットに組み込まれる 5 つのマスターページを作成します。片面印刷するか両面印刷するかは、ページセットごとに指定できます。
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MasterPage1
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タイトルページの情報を含み、ページセット内の最初のページに適用され、片面印刷されます。印刷時に PrePrint ページセットへと正しく移行するために、MasterPage1 にはページ区切りを含んだサブフォームがあります。
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MasterPage2
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用紙に会社のロゴと連絡先情報が入ったプレプリントフォームです。このマスターページでは、これらの情報を表示する領域がコンテンツ領域の外にあります。次に、従業員固有の情報を受け取る小さなコンテンツ領域が続きます。この領域はプレプリントフォーム上に 1 回出現し、2 番目のページセットの最初のページとなります。2 番目のページセットは両面印刷する必要があります。
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MasterPage3
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ページ全体を含むことができるような、より大きなコンテンツ領域を入れ、多くの情報を受け取るようにします。このマスターページはプレプリントフォームの 2 ページ目およびその後続ページに使用されます。2 番目のページセット内に「残りのページ」配置オプションが割り当てられます。印刷時に PlainCopy ページセットへと正しく移行するために、MasterPage3 にはページ区切りを含んだサブフォームがあります。
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MasterPage4
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MasterPage4 には、まずコンテンツ領域の外側に会社のロゴと連絡先情報を入れます。次に、従業員固有の情報を受け取る小さなコンテンツ領域が続きます。この領域はプレーンコピーフォーム上に 1 回出現し、3 番目のページセットの最初のページとなります。3 番目のページセットも両面印刷する必要があります。
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MasterPage5
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ページ全体を含むことができるような、より大きなコンテンツ領域を入れ、多くの情報を受け取るようにします。このマスターページはプレーンコピーフォームの 2 ページ目およびその後続ページに使用されます。出現回数は 0 ~無限回です。2 番目のページセット内に「残りのページ」配置オプションが割り当てられます。
これらのマスターページはページセットにグループ化されます。
このフォームは階層構造内のページセットの順序に従って次のようにレンダリングされます。
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