アラビア語とヘブライ語用にオブジェクトを設定するには

すべてのフォームの構築ブロックとなるオブジェクトは、フォームの対象言語に応じて外観が異なります。

例えば、英語フォームのコンボボックスでは通常、キャプションは左側に、コンボボックスの矢印は右側に表示されます。一方、アラビア語とヘブライ語は右から左に記述する言語であるので、コンボボックスではキャプションが右に、矢印が左に表示されます。

アラビア語とヘブライ語用オブジェクトを設定するには、次の手順を実行する必要があります。

  • ロケールをアラビア語またはヘブライ語に設定します。

  • キャプションを右に配置します(ただし、チェックボックスとラジオボタンは左に配置する必要があります)。

  • キャプションおよび値を右揃えにします。

  • 言語がサポートするフォントを設定します。

アラビア語とヘブライ語用オブジェクトの設定は次のオブジェクトに適用されます。

  • チェックボックス

  • 日付 / 時間フィールド

  • 十進数フィールド

  • 署名フィールド

  • コンボボックス

  • リストボックス

  • 数値フィールド

  • パスワードフィールド

  • ラジオボタン

  • テキストフィールド

注意: このヘルプトピックで説明されているオプションは、該当する言語のサポートが Microsoft Office の言語設定で有効になっている場合のみ使用できます。
  1. オブジェクトを追加します。

    例えば、オブジェクトライブラリパレットからコンボボックスのオブジェクトをフォームデザインにドラッグします。

  2. オブジェクトパレットで、「フィールド」タブをクリックします。

  3. 「ロケール」ボックスから、言語と国のオプションを選択します。

    例えば、「アラビア語(バーレーン)」を選択します。

  4. オブジェクトを選択します。

  5. フォントパレットで、選択したロケールをサポートするフォントを選択します。

    例えば、Adobe Arabic はアラビア語をサポートし、Adobe Hebrew はヘブライ語をサポートします。システムに存在しない場合は、インターネットで言語に必要なフォントを検索できます。

  6. オブジェクトを選択します。

  7. 段落パレットで「右揃え」をクリックし、キャプションと値を右揃えにします。

  8. レイアウトパレットで、キャプションの位置リストから、適切なオプションを選択します。

    Object

    位置

    チェックボックス

    Left

    日付 / 時間フィールド

    Right

    十進数フィールド

    Right

    署名フィールド

    Right

    コンボボックス

    Right

    リストボックス

    Right

    数値フィールド

    Right

    パスワードフィールド

    Right

    ラジオボタン

    Left

    テキストフィールド

    Right

「PDF プレビュー」タブでオブジェクトを表示し、正しく表示されることを確認します。