ExtendScript の使用

Adobe Technical Communication Suite では、スクリプトを使用して機能の多くを自動化できるので、時間と手間が大幅に節約できます。スクリプトとは、手動で実行する特定のタスクを行うようにアプリケーションに指示するための一連のコマンドです。これらのタスクは、シンプルで 1 つのオブジェクトのみに影響するように指定できます。たとえば、FrameMaker のボディページ内の表のプロパティを設定するタスクです。これらのタスクは複雑になることがあり、さまざまなアプリケーション内の多くのオブジェクトに影響を与える場合があります。たとえば、FrameMaker 内で画像の dpi プロパティを既定値に設定し、画像を Photoshop に取り込み、編集作業をするというタスクがあります。

すなわち、スクリプトは繰り返しのタスクを自動化し、手動で行うと時間がかかりすぎるようなタスクを能率化します。Adobe Technical Communication Suite には ExtendScript ツールキットがあり、スイート内の多くのアプリケーションでスクリプトを開発したりデバッグしたりできます。