3.2 JBoss Application Server ソフトウェアのインストール

JBoss Application Server は、クラスター内のコンピューターごとにインストールおよび設定します。垂直クラスターを実装するコンピューターには、複数のインスタンスをインストールできます。『LiveCycle のインストールの準備(サーバークラスター)』ドキュメントに、LiveCycle ES4 用にサポートされている JBoss Application Server のバージョンが記載されています。

LiveCycle インストールメディアの third_party ディレクトリ内にある、アドビの事前設定 JBoss Application Server をインストールします。third_party¥jboss.zip ファイルを展開すると、[appserver root]/server/ディレクトリに次のサブディレクトリが作成されます。

  • (シングルサーバー)lc_oracle

  • (シングルサーバー)lc_sqlserver

  • (シングルサーバー)lc_mysql

  • (クラスター)lc_sqlserver_cl

  • (クラスター)lc_oracle_cl

  • (クラスター)lc_mysql_cl

実際の設定に関係のないディレクトリは削除しても問題ありません。例えば、クラスター設定でアドビの事前設定 JBoss 版 Oracle を使用する場合、lc_oracle_cl を残し、他のディレクトリを削除します。

注意: [appserver root]/server/all ディレクトリは、JBoss を手動で設定した場合にのみ関係します。アドビの事前設定 JBoss では、/all ディレクトリではなく、該当するデータベースに特有の上記のディレクトリを使用できます。
重要: 上記のアドビの事前設定 JBoss Application Server のみをインストールしてから、このドキュメントの以降のセクションを参照して、ノードをクラスター用に設定します。『LiveCycle のインストールの準備(シングルサーバー)』で説明されている JBoss 設定手順は使用しないでください。この手順はスタンドアロン設定用であり、クラスター設定には適していません。