XDP 結果およびソースプロパティの設定

Document Builder を使用して、XDP 結果およびソースドキュメントにプロパティを追加します。例えば、これらのプロパティにより、使用する XDP ドキュメントおよびそれらの考慮される順序を選択します。これらの手順を開始する前に、XDP 結果を生成する DDX ファイルを開きます。

  1. canvas パネルから「result XDP」アイコンを選択します。

  2. XDP Result パネルで、必要な場所に値を指定します(「Result」タブから設定できる XDP 結果プロパティを参照)。

  3. 作業を保存し、「Validate」をクリックして DDX ファイルを検証します(DDX ドキュメントの検証を参照)。

  4. 「Preview」をクリックして、結果のドキュメントの例を参照します(DDX ドキュメントからの結果のプレビューを参照)。

  5. canvas パネルから「XDP source」アイコンを選択します。

  6. XDP Source パネルから、必要な場所に値を指定します(XDP Source パネルから設定できる XDP ソースプロパティを参照)。

  7. 作業を保存し、「Validate」をクリックして DDX ファイルを検証します。

  8. 「Preview」をクリックして、結果のドキュメントの例を参照します。

「Result」タブから設定できる XDP 結果プロパティ

Result:
結果のドキュメントの名前です。この名前は、DDX ドキュメント内のすべての結果ドキュメントにわたって一意である必要があります。
XDP 結果がクライアントに返されると、プロセス内の他の操作で、指定した名前を使用してストリームを参照できます。

Return data to the client:
このチェックボックスを選択すると、結果の XDP ドキュメントがストリームとしてクライアントに返されます。選択しない場合、結果の XDP ドキュメントは一時データとして利用可能になり、後続の「XDP source」アイコン内からソースとして参照できます。

Aggregate XDP Content:
XDP コンテンツからすべてのデータレベルを挿入ポイントに追加する場合は、「All」を選択します(内側から外側のレベルに順に挿入されます)。XDP コンテンツから一番内側にあるデータレベルのみを挿入ポイントに追加する場合は、「None」を選択します。このプロパティは、ソース XDP ドキュメントに、フォームフラグメントを使用できるように設計されたフォームが含まれている場合にのみ使用してください。

Retain Insertion Points:
保持する挿入ポイントを指定します。すべての挿入ポイントを保持する場合は、「All」を選択します。すべての挿入ポイントを削除する場合は、「None」を選択します。特定の名前の挿入ポイントを保持するには、「List」を選択し、保持する各挿入ポイントの名前を指定します。このプロパティは、ソース XDP ドキュメントに、フォームフラグメントを使用できるように設計されたフォームが含まれている場合にのみ使用してください。

Remove Insertion Points:
削除する挿入ポイントを指定します。すべての挿入ポイントを削除する場合は、「All」を選択します。すべての挿入ポイントを保持する場合は、「None」を選択します。特定の名前の挿入ポイントを削除するには、「List」を選択し、保持する各挿入ポイントの名前を指定します。このプロパティは、ソース XDP ドキュメントに、フォームフラグメントを使用できるように設計されたフォームが含まれている場合にのみ使用してください。

XDP Source パネルから設定できる XDP ソースプロパティ

Source:
1 つの入力データストリーム、順番に並べられたデータストリームのリスト、または外部データ URL の名前です。各ストリームまたは URL は、ドキュメントに解決される必要があります。ドキュメントが XDP でない場合、Assembler サービスによりドキュメントの XDP への変換が試行されます。

This source is required:
このソースが有効な XDP ドキュメントを指定していないときに XDP アセンブリを終了する場合は、このチェックボックスを選択します。

This is the Base Document:
XDP ソースがベースドキュメントの場合は、このチェックボックスを選択します。ベースドキュメントは、Assembler サービスが結果の XDP ドキュメントの特定のドキュメントレベルプロパティを設定するために使用する初期構造を提供します。これらのドキュメントレベルプロパティには、フォームデータ、ドキュメントレベルの JavaScript コード、およびビューア環境設定が含まれます。結果のドキュメントには、ベースドキュメントとして指定された 1 つのソースのみが含まれます。ベースドキュメント以外のドキュメントは、結果ドキュメントに対するページ、ドキュメントコンポーネント(ブックマーク、リンク、添付ファイルなど)、ページラベル、ページコンテンツおよびページプロパティに使用されます。

Doc match regex:
入力マップからソース名およびそれに関連するデータストリームを選択します。Match Mode プロパティに応じて、一致したドキュメントはアセンブリ済みのドキュメントに含められるか、除外されます。複数の名前が一致した場合、Sort Locale プロパティおよび Sort Order プロパティの指定内容に従って名前がソートされます。Assembler サービスでは、Java 正規表現をサポートしています(Java チュートリアルの「Lesson: Regular Expressions」を参照)。
このパラメーターを指定する代わりに、Source パラメーターを指定できます。同時に Source パラメーターも指定した場合、ドキュメントは、一致モードに関して正規表現に一致した場合にのみ含められます。

Sort Locale:
Match Mode プロパティにより一致した名前をソートするために使用するロケールです。この属性の値は、有効な 2 文字の ISO 言語コードにする必要があります(ISO 639 を参照)。このパラメーターを指定しない場合、Assembler サービスによって DDX の TargetLocale 要素からロケールが決定されます。Document Builder には、TargetLocale 要素を設定するためのインターフェイスは備えられていません。ただし、「Source」モードを使用して DDX ドキュメントを直接編集すると、この要素を指定できます(DDX ドキュメントの XML の編集を参照)。

Sort Order:
Doc match reg expression パラメーターで指定されている正規表現が複数のドキュメントに一致する場合は、この属性で、これらのドキュメントがソートされる順序を指定します。この属性は、source 属性が指定されており、それが入力マップ内のエントリと一致する場合には使用されません。一致したドキュメントを A-Z の昇順でソートする場合は、「Ascending」を選択します。一致したドキュメントを Z-A の降順でソートする場合は、「Descending」を選択します。

Match Mode:
一致結果をドキュメントアセンブリに含めるか、除外するかを指定します。一致したデータストリームを含める場合は、「Include」を選択します。一致したデータストリームを除外する場合は、「Exclude」を選択します。このパラメーターは、同時に Doc match reg expression パラメーターも指定した場合にのみ適用されます。

Include subfolders:
true の場合、フォルダーおよびサブフォルダー内のすべてのファイルが含められます。結果として、元のフォルダー構造を維持する PDF ソース要素のドキュメントリストが生成されます。false の場合、指定したフォルダー内のファイルのみが含められます。このパラメーターは、Doc match reg expression パラメーターでサブフォルダーが指定されている場合に使用されます。

Include all docs:
フォルダーおよびサブフォルダーにファイルを含める場合は、このフィールドを選択します。結果として、元のフォルダー構造を維持する PDF ソース要素のドキュメントリストが生成されます。指定したフォルダーにのみファイルを含める場合は、このフィールドを選択解除します。このパラメーターは、Doc match reg expression パラメーターでフォルダーが指定されている場合に使用されます。

Just include these docs:
Source パラメーターで指定されているか、または Doc match reg expression プロパティを適用して取得した、順番に並べられたリストから、どの範囲のドキュメントを含めるかを指定します。すべてのドキュメントを含める場合は、このフィールドを空白のままにします。ドキュメント範囲の例を次に示します。
  • 1,3,5 順番に並べられたドキュメントのリストから、1 番目、3 番目および 5 番目のドキュメントを含めます。

  • 1-5,8-10 順番に並べられたドキュメントのリストから、1 番目から 5 番目まで、および 8 番目から 10 番目までのドキュメントを含めます。

  • 8-last 順番に並べられたドキュメントのリストから、8 番目から最後までのドキュメントを含めます。

このパラメーターは、Doc match reg expression パラメーターでフォルダーとサブフォルダーが指定されている場合に使用されます。『Assembler Service and DDX Reference』の「Page and document ranges」を参照してください。

このパラメーターは、XDP ソース要素の select 属性として指定された DDX プロパティに対応します。

Fragment:
XDP 結果に含める XDP ソース内のサブフォームの名前です。XDP 結果に XDP ソースドキュメント全体を使用する場合は、このプロパティを省略します。このプロパティは、ベースの XDP ソース内に表示されるときは無効です。

Retain Insertion Points:
保持する挿入ポイントを指定します。すべての挿入ポイントを保持する場合は、「All」を選択します。すべての挿入ポイントを削除する場合は、「None」を選択します。特定の名前の挿入ポイントを保持するには、「List」を選択し、保持する各挿入ポイントの名前を指定します。このプロパティは、ソース XDP ドキュメントに、フォームフラグメントを使用できるように設計されたフォームが含まれている場合にのみ使用してください。

Remove Insertion Points:
削除する挿入ポイントを指定します。すべての挿入ポイントを削除する場合は、「All」を選択します。すべての挿入ポイントを保持する場合は、「None」を選択します。特定の名前の挿入ポイントを削除するには、「List」を選択し、保持する各挿入ポイントの名前を指定します。このプロパティは、ソース XDP ドキュメントに、フォームフラグメントを使用できるように設計されたフォームが含まれている場合にのみ使用してください。

詳しくは、『Assembler Service and DDX Reference』を参照してください。