DITA トピックのセットには、相互に関連するトピックが含まれることがよくあります。 この場合、各トピックの最後に関連する(参照する)リンクのセットを含めることもできます。 これにより、必要に応じてリーダーは詳細を参照することができます。
例えば、FrameMaker の「別名で保存」で次の個別のトピックを使用できます。
•別名で保存
•PDF 形式で保存
•レビュー PDF 形式で保存
•XML 形式で保存
この場合、それぞれのトピックの最後に別の 3 つのトピックへの関連リンクを含めることができます。
DITA マップの使用
FrameMaker の関係テーブルを使用すると、DITA トピックで関連リンクを作成できます。 DITA マップで関係テーブルを使用します。 つまり、DITA マップを作成し、DITA マップの使用するトピックセットにトピックを含める必要があります。 その後で関係テーブルをマップに追加します。 関係テーブルで、DITA マップに含まれる関連トピックを定義します。
追加する DITA タイプ
次の DITA トピックタイプを関係テーブルに追加できます。
•トピック
•タスク
•概念
•リファレンス
関連トピックを関係テーブル行に追加する
DITA マップの 2 つ以上のトピックが関連するように指定するには、これらのトピックを関係テーブルの単一行に追加する必要があります。 関係テーブルを作成するための手順は、「関係テーブルを作成する」を参照してください。
例えば、トピック「別名で保存」、「PDF 形式で保存」、「レビュー PDF 形式で保存」、「XML 形式で保存」を関連トピックにするには、次のように指定します。
ドキュメント表示の関係テーブル
注: FrameMaker の関係テーブルは、ドキュメント表示で表示した場合、コンテンツの一部として含まれる FrameMaker テーブルの外観と同じように表示されます。
任意の行数を関係テーブルに追加できます。 FrameMaker は、行にあるすべてのトピックを関連するものと見なします。
任意の関係テーブル数を DITA マップに追加できます。 これは、関連トピックのセットをまとめてグループ化できます。
関係テーブル行の関連トピックの順序を指定する
テーブル行の関連トピックの順序は、DITA マップ出力の「関連リンク」セクションに表示されるトピックのシーケンスを定義します。
次の例では、「PDF 形式で保存」トピックの「関連リンク」セクションは次のトピックで表示されます。
•別名で保存
•レビュー PDF 形式で保存
•XML 形式で保存
ドキュメント表示の関係テーブル
つまり、テーブル内でトピックの順序を変更すると、「関連リンク」セクションのシーケンスは異なって表示されます。