SOAP Web サービス要求

Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降

SOAP は、一般的な XML-RPC Web サービスの概念に基づいており、型指定付きデータを転送するための豊富な機能を備えた(ただし、より複雑な)手段です。SOAP Web サービスは通常、Web サービス呼び出し、データ型およびサービス URL を指定する Web サービス記述言語ファイル(WSDL)を提供します。ActionScript 3 では SOAP を直接はサポートしていませんが、SOAP XML メッセージを「手動で」作成してサーバーにポストし、その結果を解析することができます。ただし、非常に単純な SOAP Web サービスを除き、多くの場合で、既存の SOAP ライブラリを使用することにより、開発にかかる時間を大幅に節約できます。

Flex フレームワークには、SOAP Web サービスにアクセスするためのライブラリが用意されています。Flash Builder では、ライブラリ rpc.swc が Flex フレームワークに含まれているので、このライブラリが自動的に Flex プロジェクトに追加されます。Flash Professional では、Flex の framework.swc および rpc.swc をプロジェクトのライブラリパスに追加すると、ActionScript で Flex のクラスにアクセスできるようになります。