AIR HTML コンテナのスクリプト作成

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

HTMLLoader クラスは、Adobe® AIR® の HTML コンテンツのコンテナとして機能します。このクラスには、ActionScript® 3.0 表示リストのオブジェクトの動作や外観を制御するための多数のプロパティとメソッド(Sprite クラスから継承)が用意されています。また、HTML コンテンツの読み込みや操作、履歴管理などのタスクに使用するプロパティとメソッドについても、このクラスで定義します。

HTMLHost クラスは、HTMLLoader の一連のデフォルトの動作を定義します。HTMLLoader オブジェクトを作成しても、HTMLHost の実装は提供されません。そのため、HTML コンテンツによって、ウィンドウ位置やウィンドウタイトルの変更などのデフォルト動作がトリガーされても、何も起こりません。HTMLHost クラスを拡張することで、アプリケーションに必要な動作を定義できます。

HTMLHost のデフォルト実装は、AIR で作成された HTML ウィンドウに対して提供されます。HTMLHost のデフォルト実装を別の HTMLLoader オブジェクトに割り当てるには、そのオブジェクトの htmlHost プロパティを、 defaultBehavior パラメーターを true に設定して作成した新しい HTMLHost オブジェクトを使用して設定します。

注意: Adobe® Flex™ Framework では、HTMLLoader オブジェクトを mx:HTML コンポーネントでラップします。Flex を使用する場合は、HTML コンポーネントを使用します。