重要:
明示的なパスを参照すると、コードが複数のプラットフォームにわたって機能しなくなる可能性があります。例えば、C:¥foo.txt というパスは、Windows 上でのみ機能します。クロスプラットフォームで機能するディレクトリを見つけるには、
File.applicationStorageDirectory
などの File オブジェクトの静的プロパティを使用します。次に、
resolvePath()
メソッド(
File パスの変更
を参照)を使用して、相対パスに移動します。
次のように、File オブジェクトの
url
プロパティを使用すると、URL ストリングに基づいてファイルまたはディレクトリを参照できます。
var urlStr = "file:///C:/AIR Test/test.txt";
var file = new air.File()
file.url = urlStr;
URL は、次のように
File()
コンストラクター関数に渡すこともできます。
var urlStr = "file:///C:/AIR Test/test.txt";
var file = new air.File(urlStr);
url
プロパティでは、常に URI エンコード形式の URL が返されます(例えば、スペースは
"%20
に置き換えられます)。
file.url = "file:///c:/AIR Test";
alert(file.url); // file:///c:/AIR%20Test
また、File オブジェクトの
nativePath
プロパティを使用して明示的なパスを設定することもできます。例えば、次のコードを Windows コンピューターで実行すると、C: ドライブの AIR Test サブディレクトリにある test.txt ファイルを参照するように File オブジェクトが設定されます。
var file = new air.File();
file.nativePath = "C:/AIR Test/test.txt";
このパスは、次のように
File()
コンストラクター関数に渡すこともできます。
var file = new air.File("C:/AIR Test/test.txt");
nativePath
プロパティのパス区切り文字としては、スラッシュ(/)を使用します。Windows では、円記号(¥)も使用できますが、その場合、アプリケーションが複数のプラットフォームにわたって機能しなくなる可能性があります。
詳しくは、
File パスの変更
を参照してください。