HTML ベースの AIR アプリケーションの作成

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

AIR アプリケーションの開発プロセスは、HTML ベースの Web アプリケーションの開発プロセスにかなり類似しています。アプリケーション構造はページベースのままで、HTML がドキュメントの構造を規定し、JavaScript がアプリケーションロジックを規定します。さらに、AIR アプリケーションはアプリケーション記述ファイルを必要とします。アプリケーション記述ファイルは、アプリケーションに関するメタデータを含み、アプリケーションのルートファイルを指定します。

Adobe® Dreamweaver® を使用する場合、Dreamweaver ユーザーインターフェイスから直接 AIR アプリケーションをテストおよびパッケージ化できます。AIR SDK を使用する場合、コマンドラインの ADL ユーティリティで AIR アプリケーションをテストできます。ADL はアプリケーション記述子を読み込み、アプリケーションを起動します。コマンドラインの ADT ユーティリティを使用して、アプリケーションを AIR インストールファイルにパッケージ化できます。

AIR アプリケーションを作成する基本の手順は次のとおりです。

  1. アプリケーション記述ファイルを作成します。content エレメントでアプリケーションのルートページを指定します。ルートページはアプリケーションが起動されるときに自動的に読み込まれます

  2. アプリケーションのページおよびコードを作成します。

  3. ADL ユーティリティまたは Dreamweaver を使用してアプリケーションをテストします。

  4. ADT ユーティリティまたは Dreamweaver でアプリケーションを AIR インストールファイルにパッケージ化します。