Adobe Photoshop Elements 6.0

バージョンセット

バージョンセット  とは、オリジナルの写真とその編集したバージョンを含むスタックのことです。バージョンセットでは、オリジナルの写真と編集した写真が 1 つに重なった状態でフォトブラウザに表示されるので、フォトブラウザに雑然と並べることがなくなり、写真を見つけやすくなります。

バージョンセットの例

自動スマート補正を選択して写真を編集すると、写真整理モードでは、写真とその編集した写真の両方が自動的に 1 つのバージョンセットに入ります。写真編集モードのスタンダード編集またはクイック補正で写真を編集し、ファイル/別名で保存を選び、「オリジナルと一緒にバージョンセットで保存」オプションを選択することで、写真と編集した写真の両方を 1 つのバージョンセットに入れることができます。

スタック内の写真を編集すると、オリジナルの写真と編集後の写真が、スタック内にバージョンセットとして整理されます。バージョンセット内の写真を編集すると、編集した写真が既存のバージョンセットの先頭に置かれます。Photoshop Elements では、バージョンセットは、バージョンセット内にバージョンセットを格納するようなネスト(入れ子)の構造をとることができません。バージョンセットの内部に置くことができるのは、オリジナルの写真とその編集したバージョンだけです。

スタック内に折りたたまれたバージョンセット(上)、スタックに含まれる展開されたバージョンセット(下)

注意: 通常は、バージョンセットにスタックできるのは写真だけです。ただし、Photoshop Elements の「3GPP ムービーを編集」コマンド(QuickTime をインストールする必要があります)を使用した場合は例外です。編集したムービーはコピーとして保存され、オリジナルのムービーと編集したムービーを含むバージョンセットが作成されます。

バージョンセットを使用する際のヒント

バージョンセットを使用する場合は、次の点に注意してください。

  • Photoshop Elements で画像を編集します。写真整理モードから写真を選んで、写真編集モードで編集することをお勧めします。画像を Photoshop Elements から開かずに外部の編集ソフトウェアを使用すると、データベースとのリンクが失われるので、Photoshop Elements で画像ファイルの編集履歴を把握したり、バージョンセットを更新することができなくなります。バージョンセットに手動でファイルを追加することはできませんが、スタックコマンドを使用してこれらのタイプのバージョンをスタックすることはできます。

  • 折りたたまれたバージョンセットにキーワード名札を適用する場合、キーワード名札はセット内のすべてのアイテムに適用されます。バージョンセットを展開して 1 つの写真にキーワード名札を適用すると、キーワード名札はその写真だけに適用されます。キーワード名札で検索すると、そのキーワード名札を含むバージョンセットに含まれる写真が、個別の写真として検索結果に表示されます。

  • 複数のバージョンセットを 1 つのスタックとしてまとめることができます。複数のバージョンセットが 1 つのスタックとして表示されます。先頭には最新の写真が表示されます。スタック内の写真でさらにスタックを作成すると、結合して 1 つのスタックになりますが、スタック内で複数のバージョンセットを作成しても、バージョンセットは保持されます。

  • オリジナルの写真と編集した写真の 2 枚だけが含まれるバージョンセットで、そのうちの 1 枚の写真を削除すると、残った写真はスタック解除された状態でフォトブラウザに表示されます。スタック内に 2 枚のうちの 1 枚を削除したバージョンセットが格納されていた場合には、スタックを展開すると、写真はバージョンセットアイコンなしで表示されます。

  • すべてのバージョンセットを検索するには、検索/すべてのバージョンセットを選択します。

  • バージョンセットから写真を個別に取り除いたり、削除したりすることができ、また、バージョンセット内の各写真がカタログ内で別個に表示されるようにバージョンセットを個別の写真に変換することができます。

  • 右クリックまたは編集メニューを使用すると、ほとんどのバージョンセットコマンドにアクセスできます。

  • プロパティパレットの「履歴」タブでは、バージョンセット内の写真の編集履歴を確認できます。