Photoshop CS3

画像レイヤーの自動整列

「レイヤーを自動整列」コマンドを使用すると、別々のレイヤーに存在する類似コンテンツ(例えば、角や辺)に基づいてレイヤーを自動整列させることができます。 あるレイヤーを参照レイヤーとして割り当てたり、Photoshop による参照レイヤーの自動選択を実行したりして、参照レイヤーを指定します。 別のレイヤーは、その参照レイヤーを基に、一致するコンテンツが重なるように整列させられます。

「レイヤーを自動整列」コマンドを使用すると、次のように数種類の方法で画像を結合できます。

  • 同じ背景を持った複数の画像の一部分を置換または削除します。 画像を整列させた後、マスクや描画の効果を使用して、各画像の部分を 1 つの画像に結合します。

  • 複数の画像に重なり合うコンテンツが含まれている場合、それらの画像をつなぎ合わせます。

  • 静的背景を持つビデオフレームショットの場合、フレームをレイヤーに変換して、複数フレームにまたがるコンテンツを追加または削除することができます。

  1. 同じドキュメント内に整列させる複数の画像をコピーまたは配置します。
    各画像は、別々のレイヤーに存在しています。 詳しくは、レイヤーの複製を参照してください。
    スクリプトを使用すると、複数の画像をレイヤーに読み込ませることができます。 ファイル/スクリプト/ファイルをレイヤーとして読み込みを選択します。
  2. (オプション)レイヤーパレットで、レイヤーをロックして参照レイヤーを作成します (詳しくは、レイヤーのロックを参照してください)。 参照レイヤーを設定しない場合、Photoshop はすべてのレイヤーを解析して、最終的なコンポジションの中心に配置されたレイヤーを参照レイヤーとして選択します。
  3. 整列させる残りのレイヤーを選択します。

    パレットで複数の隣り合うレイヤーを選択するには、Shift キーを押しながらクリックします。隣接しないレイヤーを選択するには、Ctrl キー(Windows)または Option キー(Macintosh)を押しながらクリックします。

    注意: 調整レイヤー、ベクトルレイヤーまたはスマートオブジェクトは、整列に必要な情報が含まれていないため、選択しないでください。
  4. 編集/レイヤーを自動整列を選択して、整列オプションを選択します。 例えばパノラマの作成など、重なり合う領域がある複数の画像をつなぎ合わせるには、「自動」、「遠近法」、「円筒法」オプションを使用します。 スキャンした画像のコンテンツをずらして整列させるには、「位置の変更のみ」オプションを使用します。
    自動
    Photoshop は元の画像を解析し、より適した合成方法として遠近法と円筒法のいずれかを適用します。

    遠近法
    複数の元画像から 1 つを参照画像として指定し(デフォルトでは中央の画像)、一貫したコンポジションを作成します。 次に、複数のレイヤーで重なり合うコンテンツが符合するように、その他の画像が変形されます(必要に応じて、再配置、拡張またはゆがみが行われます)。

    同筒法
    折り畳まれた円柱上に個別の画像を表示することで、遠近法レイアウトで発生する可能性がある蝶ネクタイ状のゆがみを軽減できます。 複数のレイヤー間で重なり合うコンテンツは符合したままです。 参照画像は、中心に配置されます。 この方法は、幅のあるパノラマの作成に最適です。

    位置の変更のみ
    複数のレイヤーを整列させ、重なり合うコンテンツを符合させます。ただし、元のレイヤーの変形(拡張やゆがみ)は実行されません。

    自動整列が終了したら、編集/自由変形を使用して、まず整列を微調整したり、レイヤー間の露光量の差をなくすために階調調整を行ったりした後、これらのレイヤーを結合して、1 つの合成画像を作成します。

    コンテンツを使用してレイヤーを整列させる方法のビデオについては、www.adobe.com/go/vid0014_jp を参照してください。