トピック参照先:

リンクの更新、復元、置き換え



リンクの状況をチェックしたり、グラフィックを更新された元ファイルや他のファイルと置き換えたりするには、リンクパネルを使用します。

ファイルへのリンクを更新または再設定(再リンク)しても、InDesign で実行された変形は保存されます(環境設定の「ファイル管理」で「再リンク時に画像サイズを保持」を選択した場合)。例えば、正方形のグラフィックを読み込み、30 度回転してから、回転していないグラフィックに再リンクすると、InDesign では置換するグラフィックのレイアウトに合わせてグラフィックが 30 度回転します。

注意: OPI リンクを含む EPS ファイルを配置すると、リンクパネルに表示されます。OPI リンクを、EPS ファイルの作成者が意図した以外のファイルに再リンクしないでください。フォントのダウンロードや色分解出力で問題が発生する場合があります。

再リンクするグラフィックをサイズ変更する方法の選択

ファイルに再リンクしてグラフィックを異なるソースファイルで置換する場合は、置換するファイルの画像サイズを保持するか、読み込まれるファイルを実際のファイルサイズで表示することができます。

  1. 編集/環境設定/ファイル管理(Windows)または InDesign/環境設定/ファイル管理(Macintosh)を選択します。

  2. 画像を、置換する画像と同じサイズで表示するには、「再リンク時に画像サイズを保持」を選択します。再リンクした画像を実際のサイズで表示する場合は、このオプションを選択しません。

変更されたリンクの更新

変更されたリンクは期限切れのリンクとも呼ばれます。

 リンクパネルで、次のいずれかの操作を行います。
  • 特定のリンクを更新するには、変更されたリンクアイコン  が表示されているリンクを 1 つ以上選択します。 リンクを更新ボタン をクリックするか、リンクパネルメニューから「リンクを更新」を選択します。

  • 変更されたすべてのリンクを更新するには、リンクパネルメニューから「すべてのリンクを更新」を選択するか、または Alt キー(Windows)または Option キー(Macintosh)を押しながら「リンクを更新」ボタンをクリックします。

  • ファイルに複数のインスタンスがある場合、1 つのインスタンスだけを更新するには、更新したいインスタンスだけを選択し、「リンクを更新」を選択します。 親リンクを選択すると、変更されたグラフィックに対するすべてのリンクを更新できます。

リンクを別のソースファイルに置換

  1. リンクパネルでリンクを選択し、再リンクボタン をクリックするか、リンクパネルメニューから「再リンク」を選択します。 複数のインスタンスの親リンクを置換する場合は、親リンクを選択し、リンクパネルメニューから「[ファイル名] のすべてのインスタンスを再リンク」を選択します。
  2. InDesign で、リンクされている他の無効なファイルと同じ名前を持つファイルをフォルダで検索するには、表示されるダイアログボックスで「このフォルダ内の無効なリンクを検索」を選択します。このオプションを選択しないと、選択した画像だけが再リンクされます。
  3. 新規ソースファイルの読み込み方法を制御するには、「読み込みオプションを表示」を選択します。
  4. 新しいソースファイルを探し、ダブルクリックします。
  5. 「読み込みオプションを表示」オプションをクリックした場合は、読み込みオプションを選択します(詳しくは、グラフィックの読み込みオプションを参照してください)。

無効なリンクの復元

  1. 無効なリンクを復元するには、リンクパネルで、無効なリンクアイコン が表示されているリンクを選択し、再リンクボタン をクリックします。
  2. 指定したフォルダに表示される無効なファイルを再リンクするには、表示されるダイアログボックスで「このフォルダ内の無効なリンクを検索」を選択します。 ファイルを見つけてダブルクリックします。

無効なリンクの検索

デフォルトでは、InDesign は無効なリンクをチェックし、ドキュメントを開いたときに解決しようとします。2 つの環境設定オプションを使用すると、ドキュメントを開いたときに InDesign は無効なリンクを自動的にチェックし、検索します。

ドキュメントを開く前にリンクをチェック
このオプションをオフにすると、InDesign はリンクをチェックせずにドキュメントを開き、リンクのステータス(最新、無効、変更)が確認されるまで、ステータスは保留になります。このオプションをオンにすると、InDesign は変更された、または無効なリンクを使用します。

ドキュメントを開く前に無効なリンクを検出
このオプションをオフにすると、InDesign は無効なリンクを解決しようとしません。このオプションは、リンクによってサーバが低速になる場合や、予期しないリンクが発生する場合にオフにします。このオプションは、「ドキュメントを開く前にリンクをチェック」がオフになっている場合はグレー表示されます。

無効なリンクを検索
ドキュメントの無効なリンクを検索し、解決するには、「無効なリンクを検索」コマンドを使用します。このコマンドは、ドキュメントを開くときに無効なリンクをチェックする環境設定オプションをオフにしている場合に無効なリンクがあったときに有効です。このコマンドは、ドキュメントを開いた後に画像を保存したサーバをマウントする場合にも有効です。

  • リンクの設定を変更するには、環境設定ダイアログボックスの「ファイル管理」セクションを開き、「ドキュメントを開く前にリンクをチェック」および「ドキュメントを開く前に無効なリンクを検出」オプションが選択されているかどうかを確認します。
  • InDesign で無効なリンクを解決するには、リンクパネルメニューからユーティリティ/無効なリンクを検索を選択します。

    ドキュメントに無効なリンクが含まれる場合は、このコマンドはグレー表示されます。

デフォルトの再リンクフォルダの指定

  1. 環境設定ダイアログボックスで「ファイル管理」を選択します。
  2. デフォルトの再リンクフォルダメニューから次のいずれかのオプションを選択し、「OK」をクリックします。
    最近使用した再リンク先
    このオプションを使用すると、InDesign CS4 の動作に合わせて、再リンクするときに選択した、最近使用したフォルダが表示されます。

    オリジナルの再リンク先フォルダ
    このオプションは、InDesign CS3 以前の動作に合わせて、リンクされたファイルの元の場所を表示します。

別のフォルダへのリンクのコピー

「場所を指定してリンクをコピー」コマンドは、グラフィックファイルを別のフォルダにコピーし、コピーしたファイルにリンクをリダイレクトする場合に使用します。 このコマンドは、ファイルを DVD からハードドライブに移動するなど、ファイルを別のドライブに移動する場合に特に有効です。

  1. コピーするファイルへのリンクを選択し、リンクパネルメニューからユーティリティ/場所を指定してリンクをコピーを選択します。
  2. リンクされたファイルのコピー先のフォルダを指定し、「選択」を選択します。

別のフォルダへの再リンク

「フォルダに再リンク」コマンドを使用すると、期限切れのリンクと同じ名前を持つファイルを含むフォルダをポイントできます。例えば、現在のリンクが低解像度画像をポイントしている場合に、高解像度画像が含まれる別のフォルダを指定することができます。ファイルに別の拡張子を指定し、リンクを .jpg から .tiff などに変更できます。

  1. リンクパネルでリンクを選択します。
  2. リンクパネルメニューから「フォルダに再リンク」を選択します。
  3. 新しいフォルダの場所を指定します。
  4. 別の拡張子を使用するには、「次の拡張子でファイル名が一致する」を選択し、新しい拡張子(AI、TIFF、PSD など)を指定します。
  5. 「選択」(Windows)または「選択」(Macintosh)をクリックします。

配置コマンドを使用してグラフィックを置換するには

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • グラフィックフレームの内容を、読み込んだグラフィックなどに置換するには、選択ツール を使用してフレームを選択します。

    • テキストフレームの内容を置換するには、文字ツールを使用してテキストフレーム内をクリックし、テキスト挿入点を表示させ、編集/すべてを選択を選択します。

  2. ファイル/配置を選択します。
  3. 新しいファイルを探して選択します。
  4. 「選択アイテムの置換」が選択されていることを確認し、「開く」をクリックします。

リンクのパス名のコピー

リンクされた画像のフルパスまたはプラットフォームのスタイルパスをコピーすることができます。画像のフルパスのコピーは、チームのメンバーにアートの場所を伝える場合に有効です。例えば、フルパスをコピーし、それを電子メールメッセージにペーストすることができます。プラットフォームパスのコピーは、スクリプト作成や、データを結合するときの画像フィールドの指定に有効です。

  1. リンクパネルでリンクを選択します。
  2. リンクパネルメニューからユーティリティ/フルパスをコピーまたはプラットフォームのスタイルパスをコピーを選択します。
  3. パスを貼り付けます。