コンテンツとは、1 つ以上のフレームに流し込まれるテキスト本文、または読み込まれるグラフィックのことです。InCopy でコンテンツを操作するには、アサインファイルを開く、アサインパッケージを開く、リンクされた InCopy ファイルを開く、InCopy ファイルがリンクされている InDesign ファイルを開く、コンテンツ全体を InCopy で作成する、の 5 つの方法があります。
InDesign ユーザは、アサインファイルを作成し、共有するコンテンツを指定できます。この方法により、InDesign ユーザは、関連するコンポーネント(見出し、本文、グラフィック、キャプションなど)を関連付けて、執筆および編集のためにそれらを別々の InCopy ユーザに割り当てることができます。InCopy ユーザは、アサインファイルを開き、各自に割り当てられたコンポーネントのみを処理します。レイアウトビューで、InDesign ドキュメント全体を開くことなく、編集したコピーと InDesign のレイアウトとの関連付けを確認することができます。ただし、レイアウトが変更されれば、InDesign ユーザはアサインを更新して InCopy ユーザに変更を通知する必要があります。アサインファイルは、サーバまたはアサインパッケージを使用して共有できます。

アサインパッケージワークフローが特に役立つのは、同じプロジェクトの作業をしているデザイナーと執筆者がローカルサーバにアクセスしない場合です。このような場合は、InDesign ユーザが 1 つ以上のパッケージを作成し、ファイルを圧縮して、アサインされた InCopy ユーザに電子メールで送信できます。InCopy ユーザがアサインパッケージを開いてコンテンツを編集し、InDesign ユーザにパッケージを返送すると、InDesign ユーザによってドキュメントが更新されます。
ワークフローによっては、InDesign ユーザが、テキストとグラフィックをアサインファイルに含めるのではなく、それぞれ独立したファイルとして書き出す場合があります。関連のないグラフィックやテキスト本文を処理する場合には、独立したファイルとして書き出す方法が便利です。ただし、InCopy ユーザは、コンテンツが InDesign のレイアウト内でどのように配置されているかを確認できません。

InCopy ユーザが InCopy で InDesign ドキュメントを開いて編集するとき、レイアウト全体との関連においてすべてのページアイテムを確認できます。この方法は、編集およびコピーフィットを行う際にレイアウト全体を確認する必要がある場合、または、ドキュメントの一部だけでなくストーリーの大部分を編集する場合に便利です。InCopy ユーザがストーリーを編集した後、InDesign ユーザは変更されたファイルへのリンクを更新できます。InDesign ユーザがレイアウトを変更した場合は、InDesign ドキュメントを保存するときに InCopy ユーザに通知されます。
InCopy で、InDesign ファイルに関連付けられていないコンテンツを作成できます。これらの単独のドキュメントで、テキストを入力し、フォントとスタイルを割り当て、グラフィックを他のアプリケーション(Illustrator や Photoshop など)から読み込むことができます。将来 XML 形式で使用するために、タグを割り当てることもできます。この方法は、編集ワークフローでデザインよりも先に内容を作成する場合に最適です。単独の InCopy ドキュメントのテキスト領域、ページサイズ、方向を設定および修正することもできます。ただし、後で InDesign ドキュメントにストーリーをリンクする場合は、InCopy で使用されている設定が InDesign での設定で上書きされます。