Adobe® Flash® Platform 用 ActionScript® 3.0 リファレンスガイド
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コンパイラーによって実装される <fx:XML> タグ


<fx:XML> タグは、テキストモデルから XML オブジェクトまたは XMLNode オブジェクトを生成するコンパイル時タグです。このタグには、Flash クラスで直接は提供されない次のような機能があります。

  • ファイルを XML テキストモデルのソースとして指定できます。
  • XML テキスト内で MXML バインディング式を使用して、可変データからノードの内容を取得できます。例えば次のように、ノードの名前属性をテキスト入力値にバインドできます。
       <child name="{textInput1.text}"/>
  • format="xml" 属性を使用すると、E4X 形式の XML オブジェクトの代わりに、古い XMLNode オブジェクトを生成できます。

MXML シンタックス

<fx:XML> タグは、Flex アプリケーションファイルまたは MXML コンポーネントファイル内に挿入できます。<fx:XML> タグは、別のコンポーネントから参照される id 属性値を保持している必要があります。<fx:XML> タグが <mx:dataProvider> タグの直接の子である場合、id 属性値は不要です。タグ本体には、すべての子ノードを含む単一のルートノードがある必要があります。<fx:XML> タグを MXML コンポーネントのルートタグにはできません。タグで Flash XML または XMLNode クラスのプロパティを指定することはできません。これらは ActionScript で指定する必要があります。

<fx:XML> タグのシンタックスは次のとおりです。

    <fx:XML
       id="modelID"
       format="e4x|xml">
          <root>
             child nodes
          </root>
    </fx:XML> 

または:

    <fx:XML
       id="modelID"
       format="e4x|xml"
       source="fileName"
       />

デフォルトの format プロパティ値 e4x では XML オブジェクトが作成され、ECMA-357 仕様(E4X)で定義されている XML 処理規格が実装されます。後方互換性のため、format プロパティを xml に設定すると、flash.xml.XMLNode 型のオブジェクトを生成できます。

source プロパティはデータモデルの外部ソース(ファイルなど)を指定します。外部ソースには、静的データおよびデータバインディング式を含めることができます。コンパイラーはソース値を読み取り、ソースをアプリケーションにコンパイルします。source 値は実行時には読み取られません。

次の例では、<fx:XML> タグを使用して MenuBar コントロールのモデルを定義します。

    <?xml version="1.0"?>
    <s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" 
        xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx" 
        xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark"
        backgroundColor="#FFFFFF">
    
        <fx:XML format="e4x" id="myMenuModel">
            <root label="Menu">
            <menuitem label="MenuItem A">
                <menuitem label="SubMenuItem 1-A"/>
                <menuitem label="SubMenuItem 2-A" />
            </menuitem>
            <menuitem label="MenuItem B"/>
            <menuitem label="MenuItem C" type="check"/>
            <menuitem type="separator"/>
            <menuitem label="MenuItem D">
                <menuitem label="SubMenuItem 1-D" type="radio" groupName="one"/>
                <menuitem label="SubMenuItem 2-D" type="radio" groupName="one"/>
                <menuitem label="SubMenuItem 3-D" type="radio" groupName="one"/>
            </menuitem>
            </root>
        </fx:XML>
    
    
        <mx:MenuBar id="myMenu" labelField="@label" showRoot="true">
            <mx:dataProvider>
                {myMenuModel}
            </mx:dataProvider>
        </mx:MenuBar>
    
    </s:Application>



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