パッケージ | flash.errors |
クラス | public class SQLError |
継承 | SQLError Error Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
非同期実行モードでは、SQL データベース操作でエラーが発生すると、SQLConnection インスタンスまたは SQLStatement インスタンスによって SQLErrorEvent オブジェクトが送出されます。SQLError インスタンスの形式でのエラー情報には、SQLErrorEvent オブジェクトの error
プロパティからアクセスできます。
同期実行モードでは、SQL データベース操作でエラーが発生すると、SQLConnection インスタンスまたは SQLStatement インスタンスによって SQLError 例外がスローされます。この例外を処理するには、try..catch
ブロック内にエラースローコードを記述します。
このクラスは、エラーの詳細(発生したエラーの特定のタイプを指定)、エラーの詳細を示すテキストメッセージ、およびエラーの原因となった操作を含むプロパティを示します。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
detailArguments : Array [読み取り専用]
ロケール固有の詳細なエラーメッセージを作成するために使用できる String 値の配列です。 | SQLError | ||
detailID : int [読み取り専用]
特定の詳細なメッセージに関連付けられた参照番号です。 | SQLError | ||
details : String [読み取り専用]
現在のエラーの詳細です。 | SQLError | ||
errorID : int [読み取り専用]
特定のエラーメッセージに関連付けられた参照番号です。 | Error | ||
message : String
Error オブジェクトに関連付けられたメッセージです。 | Error | ||
name : String
Error オブジェクトの名前です。 | Error | ||
operation : String [読み取り専用]
エラーの発生時に試行されていた操作を示す値です。 | SQLError |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
SQLError(operation:String, details:String = "", message:String = "", id:int = 0, detailID:int = -1, detailArgs:Array = null)
スロー可能、または SQLErrorEvent インスタンスの error プロパティで使用可能な SQLError インスタンスを作成します。 | SQLError | ||
エラー発生時のエラーの呼び出しスタックをストリングで返します。 | Error | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
デフォルトでは "Error" というストリングを返します。Error.message プロパティが定義されている場合は、その値を返します。 | SQLError | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
detailArguments | プロパティ |
detailArguments:Array
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.1 |
ロケール固有の詳細なエラーメッセージを作成するために使用できる String 値の配列です。
このプロパティには、details
プロパティのエラーメッセージに代入される、エラーに関連する特定のデータベースオブジェクトまたはオブジェクト(テーブル名、列名など)を示す単一または複数の値が格納されます。 例えば、アプリケーションで次の details
プロパティのエラーメッセージとともにエラーが発生した場合を考えます。
there is already another table or index with this name: 'my_table'
この場合、SQLError インスタンスの detailArguments
プロパティには、値 "my_table"
を持つ単一エレメントが含まれます。
アプリケーションで、detailID
プロパティを使用することで特定の details
エラーメッセージを識別できます。アプリケーションで、エンドユーザーに対し、エンドユーザーのロケールの言語の代替テキストを表示できます。detailArguments
配列の引数値を、エラーメッセージストリング内の適切な位置に代入できます。これは、特定のロケールのエンドユーザーに、このエラーに対応する details
プロパティのエラーメッセージを直接表示するアプリケーションで役立ちます。
detailID
の値と、それに対応する英語のエラー詳細メッセージおよび引数のリストについては、「SQL エラー詳細メッセージ、ID、および引数」を参照してください。
実装
public function get detailArguments():Array
detailID | プロパティ |
detailID:int
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.1 |
特定の詳細なメッセージに関連付けられた参照番号です。この値は、details
プロパティのエラーメッセージのロケール固有の変換をサポートするために使用されます。
このプロパティは、details
メッセージの一意の識別子を提供します(固有の errorID
を持つ各種のエラーに対して、固有の detailID
値を持つ複数のエラーがあります)。この識別子と共に detailArguments
配列で単一または複数の値を使用することで、アプリケーションでロケール固有の詳細なエラーメッセージを提供できます。これは、特定のロケールのエンドユーザーに、このエラーに対応する details
プロパティのエラーメッセージを直接表示するアプリケーションで役立ちます。
detailID
の値と、それに対応する英語のエラー詳細メッセージおよび引数のリストについては、「SQL エラー詳細メッセージ、ID、および引数」を参照してください。
実装
public function get detailID():int
details | プロパティ |
operation | プロパティ |
SQLError | () | コンストラクター |
public function SQLError(operation:String, details:String = "", message:String = "", id:int = 0, detailID:int = -1, detailArgs:Array = null)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
スロー可能、または SQLErrorEvent インスタンスの error
プロパティで使用可能な SQLError インスタンスを作成します。
operation:String — このエラーの原因となった特定の操作を示します。この値は、SQLErrorOperation クラスで定義されている定数の 1 つです。
| |
details:String (default = " ") — 現在のエラーの詳細です。
| |
message:String (default = " ") — 発生したエラーの説明です。
| |
id:int (default = 0 ) — 特定のエラーメッセージに関連付けられた参照番号です。
| |
detailID:int (default = -1 ) — 詳細なエラーメッセージに関連付けられた参照番号です。
| |
detailArgs:Array (default = null ) — ロケール固有の詳細なエラーメッセージを構築するために使用できる代入値の順序付き配列です。
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関連する API エレメント
toString | () | メソッド |
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z