パッケージ | flash.display |
クラス | public final class StageQuality |
継承 | StageQuality Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
Stage.quality
プロパティの値および BitmapData.drawWithQuality()
メソッドに対する quality
パラメーターの値を定義します。
品質設定が高ければ高いほど、拡大 / 縮小されたビットマップのよりよいレンダリングが生成されます。ただし、品質設定が高くなればなるほど計算上のコストも高くなります。特に、拡大 / 縮小されたビデオをレンダリングするときには、より高い品質の設定を使用するほうがフレームレートを減らすことができます。
Adobe AIR のデスクトッププロファイルでは、quality
は StageQuality.BEST
または StageQuality.HIGH
に設定できます(また、デフォルト値は StageQuality.HIGH
になります)。別の値に設定しても無視されます(プロパティは変更されません)。AIR のモバイルプロファイルでは、4 つの quality 設定すべてが使用できます。モバイルデバイスでのデフォルト値は StageQuality.MEDIUM
です。
Adobe AIR で実行されるコンテンツの場合、Stage オブジェクトの quality
プロパティを設定することで、様々な NativeWindow オブジェクトによって使用されるすべての Stage オブジェクトのレンダリング品質が変更されます。
注意:
オペレーティングシステムはデバイスフォントを描画します。デバイスフォントは quality
プロパティの影響を受けません。
関連する API エレメント
定数 | 定義元 | ||
---|---|---|---|
BEST : String = "best" [静的]
非常に高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
HIGH : String = "high" [静的]
高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
HIGH_16X16 : String = "16x16" [静的]
非常に高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
HIGH_16X16_LINEAR : String = "16x16linear" [静的]
非常に高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
HIGH_8X8 : String = "8x8" [静的]
非常に高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
HIGH_8X8_LINEAR : String = "8x8linear" [静的]
非常に高いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
LOW : String = "low" [静的]
低いレンダリング品質を指定します。 | StageQuality | ||
MEDIUM : String = "medium" [静的]
中程度のレンダリング品質を指定します。 | StageQuality |
BEST | 定数 |
public static const BEST:String = "best"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
非常に高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 4 x 4 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理されます。Bitmap.smoothing
が true
の場合、ランタイムでは、高品質のダウンスケールアルゴリズムが使用され、生成されるアーティファクトの数は減少します(ただし、Bitmap.smoothing
に true
を設定した状態で StageQuality.BEST
を使用すると、パフォーマンスが大幅に低下するので、この組み合わせは使用しないことをお勧めします)。
HIGH | 定数 |
public static const HIGH:String = "high"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 4 x 4 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理され、ビットマップのスムージングは Bitmap.smoothing
設定に応じて処理されます。ランタイムではミップマッピングが使用されます。これは、Flash Player が使用するデフォルトのレンダリング品質設定です。
HIGH_16X16 | 定数 |
public static const HIGH_16X16:String = "16x16"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 11.3 |
非常に高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 16 x 16 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理されます。Bitmap.smoothing
が true
の場合、ランタイムでは、高品質のダウンスケールアルゴリズムが使用され、生成されるアーティファクトの数は減少します(ただし、Bitmap.smoothing
に true
を設定した状態で StageQuality.BEST
を使用すると、パフォーマンスが大幅に低下するので、この組み合わせは使用しないことをお勧めします)。
HIGH_16X16_LINEAR | 定数 |
public static const HIGH_16X16_LINEAR:String = "16x16linear"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 11.3 |
非常に高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 16 x 16 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理されます。アンチエイリアスは、リニア sRGB 領域に生成されます。Bitmap.smoothing
が true
の場合、ランタイムでは、高品質のダウンスケールアルゴリズムが使用され、生成されるアーティファクトの数は減少します(ただし、Bitmap.smoothing
に true
を設定した状態で StageQuality.BEST
を使用すると、パフォーマンスが大幅に低下するので、この組み合わせは使用しないことをお勧めします)。
HIGH_8X8 | 定数 |
public static const HIGH_8X8:String = "8x8"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 11.3 |
非常に高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 8 x 8 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理されます。Bitmap.smoothing
が true
の場合、ランタイムでは、高品質のダウンスケールアルゴリズムが使用され、生成されるアーティファクトの数は減少します(ただし、Bitmap.smoothing
に true
を設定した状態で StageQuality.BEST
を使用すると、パフォーマンスが大幅に低下するので、この組み合わせは使用しないことをお勧めします)。
HIGH_8X8_LINEAR | 定数 |
public static const HIGH_8X8_LINEAR:String = "8x8linear"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 11.3 |
非常に高いレンダリング品質を指定します。グラフィックは 8 x 8 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理されます。アンチエイリアスは、リニア sRGB 領域に生成されます。Bitmap.smoothing
が true
の場合、ランタイムでは、高品質のダウンスケールアルゴリズムが使用され、生成されるアーティファクトの数は減少します(ただし、Bitmap.smoothing
に true
を設定した状態で StageQuality.BEST
を使用すると、パフォーマンスが大幅に低下するので、この組み合わせは使用しないことをお勧めします)。
LOW | 定数 |
public static const LOW:String = "low"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
低いレンダリング品質を指定します。グラフィックはアンチエイリアス処理されず、ビットマップはスムージングされませんが、ランタイムでは依然としてミップマッピングが使用されます。
MEDIUM | 定数 |
public static const MEDIUM:String = "medium"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
中程度のレンダリング品質を指定します。グラフィックは 2 x 2 ピクセルグリッドを使用してアンチエイリアス処理され、ビットマップのスムージングは Bitmap.smoothing
設定に応じて処理されます。ランタイムではミップマッピングが使用されます。この設定は、テキストを含まないムービーに適しています。
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z