ActionScript パブリッシュ設定



ActionScript パブリッシュ設定の変更

FLA ドキュメントを新しく作成するときは、使用する ActionScript のバージョンを選択します。この設定は、後でスクリプトを記述するときに別のバージョンに変更することができます。

注意: ActionScript 2.0 コンパイラでは、ムービークリップのパス(例えば、parentClip/testMC:varName= "hello world")を示すために使用されるスラッシュ(/)シンタックスを除く、すべての ActionScript 1.0 コードをコンパイルできます。この問題を回避するには、ドット (.) 表記を使用してコードを書き直すか、ActionScript 1.0 コンパイラを選択します。
  1. [ファイル]-[パブリッシュ設定] を選択し、[Flash] タブをクリックします。
  2. ポップアップメニューから [ActionScript のバージョン] を選択します。

クラスファイルと構成ファイル

Flash をインストールすると、いくつかの ActionScript 関連構成フォルダおよびファイルがシステム上に作成されます。これらのファイルを変更して、オーサリング環境を設定する場合は、元のファイルをバックアップしてください。

ActionScript クラスフォルダ
すべてのビルトイン ActionScript 2.0 クラス (AS ファイル) が含まれています。通常、このフォルダへのパスは次のようになります。
  • Windows XP:ハードディスク¥Documents and Settings¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥Classes

  • Windows Vista:ハードディスク¥Users¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥Classes

  • Macintosh:ハードディスク/Users/ユーザー/Library/Application Support/Adobe/Flash CS4/言語/Configuration/Classes

    "Classes" フォルダは、Flash Player 7(FP7)のクラス、Flash Player 8(FP8)のクラス、Flash Player 9 (FP9)のクラス、これらのプレーヤーと ASO ファイルで使用される mx パッケージに整理されます。このディレクトリの編成の詳細については、"Classes" フォルダにある ReadMe ファイルを参照してください。

"Include" クラスフォルダ
すべてのグローバル ActionScript インクルードファイルが含まれています。場所は次のとおりです。
  • Windows XP:ハードディスク¥Documents and Settings¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥Include

  • Windows Vista:ハードディスク¥Users¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥Include

  • Macintosh:ハードディスク/Users/ユーザー/Library/Application Support/Adobe/Flash CS4/言語/Configuration/Include

ActionsPanel.xml 構成ファイル
ActionScript コードヒントの構成ファイルが含まれています。ActionScript と Flash Lite の各バージョンおよび JavaScript に対してそれぞれ個別の構成ファイルが用意されています。場所は次のとおりです。
  • Windows XP:ハードディスク¥Documents and Settings¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥ActionsPanel

  • Windows Vista:ハードディスク¥Users¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥ActionsPanel

  • Macintosh:ハードディスク/Users/ユーザー/Library/Application Support/Adobe/Flash CS4/言語/Configuration/ActionsPanel

AsColorSyntax.xml 構成ファイル
ActionScript コードに対するシンタックスの色付けハイライト用の構成ファイルです。場所は次のとおりです。
  • Windows XP:ハードディスク¥Documents and Settings¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥ActionsPanel¥

  • Windows Vista:ハードディスク¥Users¥ユーザー¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS4¥言語¥Configuration¥ActionsPanel¥

  • Macintosh:ハードディスク/Users/ユーザー/Library/Application Support/Adobe/Flash CS4/言語/Configuration/ActionsPanel

ActionScript 3.0 ドキュメントクラスの宣言

ActionScript 3.0 を使用する場合、SWF ファイルにはトップレベルのクラスが関連付けられていることがあります。このクラスをドキュメントクラスといいます。Flash Player によって SWF がロードされた場合、このクラスのインスタンスは SWF のトップレベルのオブジェクトになるように作成されます。SWF ファイルのこのオブジェクトは、ユーザーが選択する任意のカスタムファイルのインスタンスになります。

例えば、カレンダーコンポーネントを実装する SWF ファイルは、そのコンポーネントに適したメソッドとプロパティを使用して、自分のトップレベルのクラスと Calendar クラスを関連付けることができます。SWF がロードされると、Flash Player はこの Calendar クラスのインスタンスを作成します。

  1. ステージの空白の領域をクリックして、ステージとタイムラインのすべてのオブジェクトを選択解除します。これによって、プロパティインスペクタの [ドキュメントプロパティ]が表示されます。
  2. プロパティインスペクタの「ドキュメントクラス」テキストボックスにそのクラスの ActionScript ファイルのファイル名を入力します。.as ファイル名拡張子を付けないでください。
注意: また、パブリッシュ設定ダイアログボックスにドキュメントクラスの情報を入力することもできます。

ActionScript ファイルの場所の設定

定義した ActionScript のクラスを使用するには、クラスの定義が記載された外部 ActionScript ファイルを Flash で検索できることが必要です。 Flash でクラス定義の検索対象とされるフォルダリストを ActionScript 2.0 ではクラスパス、ActionScript 3.0 ではソースパスと呼びます。クラスパスおよびソースパスはアプリケーション(グローバル)レベルまたはドキュメントレベルで存在します。クラスパスについて詳しくは、「クラス」(『ActionScript 2.0 の学習』)または「パッケージ」(『ActionScript 3.0 のプログラミング』)を参照してください。

Flash では、次の ActionScript の場所を設定できます。

  • ActionScript 2.0

    • アプリケーションレベル(すべての AS2 FLA ファイルで使用可能):

      • クラスパス(ActionScript 環境設定で設定する)

    • ドキュメントレベル(このパスを指定した FLA ファイルでのみ使用可能):

      • クラスパス(パブリッシュ設定で設定する)

  • ActionScript 3.0

    • アプリケーションレベル(すべての AS3 FLA ファイルで使用可能):

      • ソースパス(ActionScript 環境設定で設定する)

      • ライブラリパス(ActionScript 環境設定で設定する)

      • 外部ライブラリパス(ActionScript 環境設定で設定する)

    • ドキュメントレベル(これらのパスを指定した FLA ファイルでのみ使用可能):

      • ソースパス(パブリッシュ設定で設定する)

      • ライブラリパス(パブリッシュ設定で設定する)

      • 外部ライブラリパス(パブリッシュ設定で設定する)

      • ドキュメントクラス(ドキュメントプロパティインスペクタで設定する)

ActionScript 3.0 には、ActionScript リソースの場所を指定する 2 つの追加パスがあります。

ライブラリパスは、作成した SWC ファイル内に存在するコンパイル済み ActionScript コードの場所を指定します。このパスを指定する FLA ファイルに、このパスの最上位にあるすべての SWC ファイルおよび SWC ファイル内に指定されたその他のコードリソースが読み込まれます。ライブラリパスを使用する場合、SWC ファイル内のコンパイル済みコードがソースパスの未コンパイルの AS ファイル内で重複していないことを確認してください。コードが重複していると、SWF ファイルのコンパイルに時間がかかります。

外部ライブラリパスは、コンパイラのエラー定義に使用するコードを含む SWC ファイルの場所を指定します。このパスを使用して外部コードリソースを SWC 形式で読み込み、リソース内のクラスを実行時に使用することができます。SWF をコンパイルすると、外部ライブラリパス内の SWC ファイルはコンパイル対象の SWF ファイルには追加されず、これらのファイルが指定した場所に存在することをコンパイラが確認します。多くの場合、外部ライブラリパスはランタイム共有ライブラリで使用されます。ランタイム共有ライブラリについて詳しくは、「ランタイム共有アセットの処理」を参照してください。実行時の外部コードの読み込みについて詳しくは、『ActionScript 3.0 のプログラミング』を参照してください。

Flash で検索するパスをリソースパスの種類ごとに 1 つ以上指定できます。指定したパスのいずれかで見つかったリソースが使用されます。

パスを追加または変更する場合は、絶対ディレクトリパス("C:/my_classes" など)を追加することも、相対ディレクトリパス("../my_classes" や "." など)を追加することもできます

ActionScript 2.0 のクラスパスの設定

ドキュメントレベルのクラスパスを設定するには:

  1. [ファイル]-[パブリッシュ設定] を選択し、[Flash] をクリックします。
  2. [ActionScript のバージョン] ポップアップメニューで ActionScript 2.0 が選択されていることを確認し、[設定] をクリックします。
  3. [クラス用のフレームの書き出し] テキストフィールドでクラス定義を配置するフレームを指定します。
  4. クラスパスリストにパスを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • クラスパスにフォルダを追加するには、[パスの参照] ボタン をクリックし、追加するフォルダを参照して [OK] をクリックします。

    • [クラスパス] リストに新規行を追加する場合は、[新規パスの追加] ボタン  をクリックします。その行をダブルクリックして相対パスまたは絶対パスを入力し、[OK] をクリックします。

    • 既存のクラスパスフォルダを編集するには、[クラスパス] リストでパスを選択し、[パスの参照] ボタンをクリックして追加するフォルダを参照して、[OK] をクリックします。この他に、[クラスパス] リスト内のパスをダブルクリックし、変更先のパスを入力して [OK] をクリックするという方法もあります。

    • クラスパスからフォルダを削除するには、[クラスパス] リストでパスを選択し、[選択したパスの削除] ボタン  をクリックします。

アプリケーションレベルのクラスパスを設定するには:

  1. 編集/環境設定(Windows)または Flash/環境設定(Macintosh)を選択し、「ActionScript」カテゴリをクリックします。

  2. 「ActionScript 2.0 設定」ボタンをクリックして、クラスパスリストにパスを追加します。

ActionScript 3.0 のソースパスの設定

ドキュメントレベルのソースパスを設定するには:

  1. [ファイル]-[パブリッシュ設定] を選択し、[Flash] をクリックします。
  2. [ActionScript のバージョン] ポップアップメニューで ActionScript 3.0 が選択されていることを確認し、[設定] をクリックします。ActionScript 3.0 を使用する場合、Flash Player のバージョンは Flash Player 9 以降に設定する必要があります。
  3. [フレーム内のクラスの書き出し] テキストフィールドでクラス定義を配置するフレームを指定します。
  4. エラー設定を指定します。[Strict モード] または [Warnings モード] のいずれかを選択できます。[Strict モード] を選択すると、コンパイラ警告がエラーとして報告されます。これらの種類のエラーが存在する場合は、コンパイルに成功しないことを意味しています。[Warnings モード] を選択すると、ActionScript 2.0 コードを ActionScript 3.0 に更新するときに非互換性を検出するのに役立つ、追加の警告が報告されます。
  5. (オプション) ステージを選択して、ステージのインスタンスを自動宣言します。
  6. 使用する言語として ActionScript 3.0 または ECMAScript を指定します。ActionScript 3.0 をお勧めします。
  7. ソースパスリストにパスを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • ソースパスにフォルダを追加するには、「ソースパス」タブをクリックしてから「パスの参照」ボタン  をクリックし、追加するフォルダを参照して「OK」をクリックします。

    • ソースパスリストに新規行を追加する場合は、新規パスの追加ボタン  をクリックします。その行をダブルクリックして相対パスまたは絶対パスを入力し、「OK」をクリックします。

    • 既存のソースパスフォルダを編集するには、ソースパスリストでパスを選択し、「パスの参照」ボタンをクリックして追加するフォルダを参照して、「OK」をクリックします。この他に、ソースパスリスト内のパスをダブルクリックし、変更先のパスを入力して「OK」をクリックするという方法もあります。

    • ソースパスからフォルダを削除するには、ソースパスリストでパスを選択し、選択したパスの削除ボタン  をクリックします。

アプリケーションレベルのソースパスを設定するには:

  1. 編集/環境設定(Windows)または Flash/環境設定(Macintosh)を選択し、「ActionScript」カテゴリをクリックします。

  2. 「ActionScript 3.0 設定」ボタンをクリックして、ソースパスリストにパスを追加します。

ActionScript 3.0 ファイルのライブラリパスの設定

ドキュメントレベルのライブラリパスを設定する手順は、ソースパスの設定と同様です。

  1. ファイル/パブリッシュ設定を選択し、「Flash」タブをクリックします。
  2. スクリプトメニューで ActionScript 3.0 が指定されていることを確認し、「設定」をクリックします。
  3. ActionScript 3.0 の詳細設定ダイアログボックスで「ライブラリパス」タブをクリックします。
  4. ライブラリパスをライブラリパスリストに追加します。パスリストにはフォルダまたは個々の SWC ファイルを追加できます。

アプリケーションレベルのライブラリパスを設定するには:

  1. 編集/環境設定(Windows)または Flash/環境設定(Macintosh)を選択し、「ActionScript」カテゴリをクリックします。

  2. 「ActionScript 3.0 設定」ボタンをクリックして、ライブラリパスリストにパスを追加します。

ActionScript 3.0 ファイルの外部ライブラリパスの設定

ドキュメントレベルの外部ライブラリパスを設定する手順は、ソースパスの設定と同様です。

  1. ファイル/パブリッシュ設定を選択し、「Flash」タブをクリックします。
  2. スクリプトメニューで ActionScript 3.0 が指定されていることを確認し、「設定」をクリックします。
  3. ActionScript 3.0 の詳細設定ダイアログボックスで「外部ライブラリパス」タブをクリックします。
  4. ライブラリパスを外部ライブラリパスリストに追加します。パスリストにはフォルダまたは個々の SWC ファイルを追加できます。

アプリケーションレベルの外部ライブラリパスを設定するには:

  1. 編集/環境設定(Windows)または Flash/環境設定(Macintosh)を選択し、「ActionScript」カテゴリをクリックします。

  2. 「ActionScript 3.0 設定」ボタンをクリックして、外部ライブラリパスリストにパスを追加します。

ActionScript の条件付きコンパイル

ActionScript 3.0 の条件付きコンパイルを C++ などのプログラミング言語と同様の方法で行うことができます。例えば、条件付きコンパイルを実行して、一定の機能を実装するコードやデバッグ用コードなど、プロジェクト全体で使用するコードブロックのオンとオフを切り替えることができます。

パブリッシュ設定で定義した構成定数を使用して、特定の ActionScript コード行をコンパイルするかどうかを指定できます。各定数の形式は次のとおりです。

CONFIG::SAMPLE_CONSTANT

ここで、CONFIG は構成名前空間、SAMPLE_CONSTANT はパブリッシュ設定で true または false に設定する定数を示します。定数の値が true の場合、ActionScript 内のその定数以後のコード行がコンパイルされます。定数の値が false の場合、その定数以後のコード行はコンパイルされません。

例えば、次の関数には、パブリッシュ設定でコード行の前の定数の値が true に設定された場合にのみコンパイルされる 2 行のコードがあります。

public function CondCompTest() { 
    CONFIG::COMPILE_FOR_AIR { 
        trace("This line of code will be compiled when COMPILE_FOR_AIR=true."); 
    } 
    CONFIG::COMPILE_FOR_BROWSERS { 
        trace("This line of code will be compiled when COMPILE_FOR BROWSERS=true."); 
    } 
}

構成定数をパブリッシュ設定ダイアログボックスで定義するには:

  1. ファイル/プロジェクト設定を選択します。

  2. パブリッシュ設定ダイアログボックスで、「Flash」タブをクリックします。

  3. 「スクリプト」の値が ActionScript 3.0 に設定されていることを確認し、値の横にある「設定」ボタンをクリックします。

  4. ActionScript 3.0 の詳細設定ダイアログボックスで「定数の構成」タブをクリックします。

  5. 定数を追加するには、「追加」ボタンをクリックします。

  6. 追加する定数の名前を入力します。デフォルトの構成名前空間は CONFIG であり、デフォルトの定数名は CONFIG_CONST です。

    注意: 構成名前空間 CONFIG は Flash コンパイラによって自動的に宣言されます。固有の構成名前空間を追加するには、パブリッシュ設定で定数名に構成名前空間を入力し、次の構文で ActionScript コードに追加します。
    config namespace MY_CONFIG;
  7. 定数の値(true または false)を入力します。特定のコード行のコンパイルのオンまたはオフを切り替えるには、この値を変更します。

Flash ドキュメントでのコンテキストメニューのカスタマイズ

標準コンテキストメニューとテキスト編集コンテキストメニューをカスタマイズすることができます。テキスト編集コンテキストメニューは Flash Player 7 またはそれ以降のバージョンで SWF ファイルと一緒に表示されます。

  • 標準コンテキストメニューは、ユーザーが Flash Player 内の SWF ファイル上で、編集可能なテキストフィールド以外の領域を右クリック (Windows) するか、Control キーを押しながらクリック (Macintosh) すると表示されます。このメニューに対して、カスタムアイテムを追加することや、[設定] と [デバッガ] 以外の組み込みアイテムを非表示にすることができます。

  • 編集用のコンテキストメニューは、ユーザーが Flash Player 内の SWF ファイル上で、編集可能なテキストフィールドを右クリック (Windows) するか、Control キーを押しながらクリック (Macintosh) すると表示されます。このメニューには、カスタムアイテムを追加できます。組み込みアイテムは非表示にできません。

注意: また、SWF ファイルがロードされていないときに Flash Player で右クリック (Windows) するか、Control キーを押しながらクリック (Macintosh) すると、エラーコンテキストメニューが表示されます。このメニューはカスタマイズできません。

ActionScript 2.0 の ContextMenu オブジェクトと ContextMenuItem オブジェクトを使用して、Flash Player 7 のコンテキストメニューをカスタマイズします。これらのオブジェクトの使用について詳しくは、「コンテキストメニュー」(『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』)を参照してください。

Flash Player のカスタムコンテキストメニューアイテムを作成する際は、次の基準に留意してください。

  • カスタムアイテムは作成された順序でコンテキストメニューに追加されます。アイテムを作成した後でこの順序を変更することはできません。

  • カスタムアイテムの可視性および有効化を指定できます。

  • カスタムコンテキストメニューのアイテムは、Unicode UTF8 テキストエンコーディングを使用して自動的にエンコードされます。

Flash と共にインストールされる設定フォルダ

Flash をインストールすると、いくつかの設定フォルダがシステム上に作成されます。設定フォルダは、Flash に関連付けられたファイルを適切なユーザアクセスレベルに割り当てます。ActionScript® またはコンポーネントを使用しながら、これらのフォルダの内容を表示することもできます。Flash の設定フォルダは次のとおりです。

アプリケーションレベル設定フォルダ

これはアプリケーションレベルであるため、管理者でないユーザーはこのディレクトリへの書き込み権限を持っていません。通常、このフォルダへのパスは次のようになります。

  • Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Vista では、"ブートドライブ¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS3¥言語¥Configuration¥" フォルダです。

  • Macintosh では、"Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS3/Configuration/" フォルダです。

"First Run" フォルダ

このフォルダはアプリケーションレベル設定フォルダの兄弟で、同じコンピュータのユーザー同士で設定ファイルを共有できるようにします。"First Run" フォルダおよびフォルダ内のファイルは、ユーザーレベル設定フォルダに自動的にコピーされます。"First Run" フォルダに新しく置かれたファイルは、アプリケーションの起動時にユーザーレベル設定フォルダにコピーされます。

通常、"First Run" フォルダへのパスは次のようになります。

  • Windows XP または Vista では、"ブートドライブ¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS3¥言語¥First Run¥" フォルダです。

  • Macintosh では、"Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS3/First Run/" フォルダです。

ユーザーレベル設定フォルダ

ユーザープロファイル領域にあります。現在のユーザーは常にこのフォルダに書き込むことができます。通常、このフォルダへのパスは次のようになります。

  • Windows XP または Vista では、"ブートドライブ¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Flash CS3¥言語¥Configuration" フォルダです。

  • Macintosh では、"Macintosh HD/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Adobe/Flash CS3/言語/Configuration/" フォルダです。

All Users レベルの設定フォルダ

共通のユーザーファイル領域にあるこのフォルダは、標準の Windows および Macintosh オペレーティングシステムのインストールに含まれ、特定のコンピュータを使用するすべてのユーザーによって共有されます。オペレーティングシステムによって、そのコンピュータのすべてのユーザーが、このフォルダにあるファイルを使用できるようになります。通常、このフォルダへのパスは次のようになります。

  • Windows XP または Vista では、"ブートドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Adobe¥Flash CS3¥言語¥Configuration¥" フォルダです。

  • Macintosh では、"Macintosh HD/Users/Shared/Application Support/Adobe/Flash CS3/言語/Configuration/" フォルダです。

制限付きユーザー設定フォルダ

ワークステーションの使用権限が制限されているユーザー用です。通常ネットワーク環境では、システム管理者のみがワークステーションの管理者権限を所有しています。他のすべてのユーザーは制限付きアクセスを与えられており、通常はアプリケーションレベルのファイル (Windows の "Program Files" ディレクトリや Macintosh OS X の "アプリケーション" フォルダなど) に書き込めません。