ディスクのナビゲーションおよびプロパティの設定



リンクの指定

Encore では、様々な方法でリンクを作成および管理できます。 プロパティパネルでは、メニューやピックウィップを使用してリンク先を設定し、リンクを細かく制御できます。 要素のビューアやフローチャートパネルでリンクを操作することもできます。 一般的に、多くのユーザはプロパティパネルと他のパネル(通常はフローチャート)を組み合わせて作業し、必要に応じてピックウィップとメニューのいずれかの選択方法を使用します。

ウィンドウ/ワークスペースから「ナビゲーションデザイン」を選択して、ナビゲーション用にカスタマイズされた Adobe ワークスペースを開きます。

リンクメニューを使用したリンクの指定

  1. リンクを設定する要素を選択します。 例えば、ボタンのリンク先を設定する場合は、メニュービューアまたはメニューパネルでボタンを選択します。

  2. プロパティパネルで、目的のリンクメニュー(リンク、エンドアクション、上書き)からリンク先を選択し、表示されたサブメニューで目的のコンテンツ(特定のボタン、スライド、チャプターなど)を選択します。 リンクメニューには、最近使用されたメニュー、タイムライン、スライドショーなどの要素が 20 個まで表示されます。 必要な要素が表示されない場合は、「リンクの指定」(後述)を選択します。 リンクメニューには、次の選択肢も表示されます。

    ここへ戻る
    同じリンク先に戻ります。

    前のメニューに戻る
    最後にアクセスしたメニューに戻ります。

    再開
    最後に視聴したコンテンツ(メニューを除く)に戻り、最後に視聴した位置からコンテンツを再生します。 オーディオトラックや字幕トラックの選択メニューには、コンテンツの視聴中にアクセスすることが多いので、再開ボタンが役立ちます。

    停止
    再生を停止します。

    リンクの指定
    リンクメニューに表示されていないリンク先を選択できます。オーディオや字幕のトラックを変更することもできます。 表示されたダイアログボックスで目的のリンク先を選択し、「OK」をクリックします (初期設定ボタンを変更しない場合は、ボタンではなくメニュー名を選択します)。
    注意: 特定のボタンではなく「初期設定」を選択すると、リンク先メニューで初期設定ボタンがハイライトされます。

  3. 必要に応じて、リンクトランジション、エンドアクション、および上書きを指定します。

ボタンのリンクを指定するには、リンク先の要素(スライドショービューアに表示されているスライドや、タイムラインビューアに表示されているチャプターなど)を直接、メニュービューアまたはメニューパネル内のボタンまでドラッグするという方法もあります。

ピックウィップを使用したリンクの指定

  1. リンクを設定する要素を選択します。 例えば、ボタンのリンク先を設定する場合は、メニュービューアまたはメニューパネルでボタンを選択します。

  2. プロパティパネルで、ピックウィップを目的の要素までドラッグします。ドラッグ先は、要素のビューア(タイムラインビューアやメニュービューアなど)でも、タイムラインパネル、メニューパネル、プロジェクトパネルまたはフローチャートでもかまいません。 ピックウィップを使用する場合は、現在表示されているものへのリンクが設定されます。つまり、要素のアイコンだけが表示されている場合は、タイムラインのチャプター 1、最初のスライドまたはメニューの初期設定ボタンへのリンクを作成することになり、要素のチャプターまたはボタンが表示されている場合は、これらのチャプターやボタンに直接リンクを設定できます。 例えば、特定のチャプターへのリンクを設定するには、タイムラインビューアに表示されているチャプターマーカーまでピックウィップをドラッグします (ピックウィップの使い方を習得するために、異なるパネルで同じ要素にピックウィップをドラッグして様々な種類のリンクを作成してみてください)。

  3. 必要に応じて、リンクトランジション、エンドアクション、および上書きを指定します。

ディスクのプロパティとナビゲーションの設定

ディスク上のコンテンツ間を移動するナビゲーションとは別に、ディスク全体のプロパティやリンクを設定する必要があります。

  1. プロパティパネルにディスクのプロパティを表示するには、次のいずれかの操作を行います。

    • プロジェクトパネルの空白領域(パネルの左下端など)をクリックします。

    • ウィンドウ/ビルドを選択して、ビルドパネルを開きます。ビルドパネルのプロパティパネルにもディスクのプロパティが表示されます。

  2. ディスクのプロパティパネルで、「名前」フィールドに新しい名前を入力します。 初期設定の名前は「名称未設定プロジェクト」です。

  3. 「説明」に、クライアント情報、リビジョンの情報、改訂コメントなど、プロジェクトについての説明を入力します。

  4. 以下のオプションを設定します。

    ファーストプレイ
    DVD または Blu-ray ディスクをプレーヤーに挿入したとき、または Web ブラウザで Flash SWF ファイルを開いたときに何を再生するかを指定します。通常、ファーストプレイとして著作権情報などが表示されます。ファーストプレイは、プロジェクトで作成した最初の要素に自動で設定されます。

    上書き
    (省略可能)ファーストプレイとして選択された要素のエンドアクションを一時的に変更します。

    タイトルボタン
    リモコンのタイトルボタンが押されたときに表示するタイトルを指定します。 一般的には、ディスクのメインメニューに戻るように「タイトルボタン」を設定します。

    メインタイムライン
    ディスクに収録された主作品を示します。 メインタイムラインとは、ディスクに書き込まれる最初のタイムラインで、初期設定のタイムラインとなります。 例えば、視聴者がリモコンの停止ボタンを 2 回押した場合に、再生ボタンをもう一度押すと、メインタイムラインが再生されます。

    オーディオを設定
    (省略可能)ディスクの初期設定のオーディオトラックを設定します。 「変更なし」を選択すると、プレーヤーで設定されているオーディオトラックのままになります。

    字幕を設定
    (オプション、DVD および Blu-ray プロジェクトのみ)ディスクの初期設定の字幕トラックを指定します。「変更なし」を選択すると、プレーヤーで設定されている字幕トラックのままになります。

ボタンとナビゲーション

メニュー上のボタンは主要なナビゲーションツールです。 メニューのボタンによって、プロジェクトを再生する方法が制御されます。 メニューの各ボタンは、別のメニュー、タイムライン、チャプター、再生リスト、チャプター再生リスト、またはスライドショーにリンクされている必要があります。 ボタンのナビゲーションリンク、およびそのリンクのエンドアクションの上書きは、プロパティパネルのボタンモードで設定します。

注意: 他のすべてのアセットにリンクするオプションに加えて、ボタンリンクを「再開」に設定してメニューのアクセス元に戻れるよう設定できます。

再生リストまたはエンドアクションの上書きを使用すると、ボタンは次に表示される内容だけでなく、その次に表示される内容も制御できます。 したがって、入念な計画を行うことで、直前に表示されていた内容に基づいてプロジェクトが表示する項目の順番を動的に変更することができます。

ボタンのリンクを指定するには、リンク先の要素(スライドショービューアに表示されているスライドや、タイムラインビューアに表示されているチャプターなど)を直接、メニュービューアまたはメニューパネル内のボタンまでドラッグするという方法もあります。

ボタンのナビゲーションの設定

  1. メニューパネルでメニューをダブルクリックして、メニュービューアで開きます。

  2. リンクを設定するボタンを選択します (ダイレクト選択ツールではなく選択ツール を使用して、ボタンセット全体を選択します)。

  3. プロパティパネルでリンク先を指定します。 リンクのポップアップメニューに「メニュー名:ボタン名」または「タイムライン名:チャプター名」の形式で表示されます(ピックウィップの使用については、リンクの指定を参照してください)。

  4. 手順 3 で設定したナビゲーションでのリンク先を変更するには、プロパティパネルの「上書き」でリンク先を選択します。

タイムラインのナビゲーションの設定

タイムラインからのリンクにより、タイムラインが終了したときや視聴者が再生を中断したときに何を再生するかを指定できます。

  1. プロジェクトパネルで、目的のタイムラインを選択します。

  2. プロパティパネルで、エンドアクションのリンク先を指定します。

  3. 「リモートメニュー」のリンク先を選択します。これは、リモコンのメニューボタンが押されたときに何を表示するかを制御します。 このボタンは通常、最後にアクセスされたメニュー、つまりそのタイムラインのリンク元のメニューに戻るように設定します。 これは、プロパティパネルのメニューから「前のメニューに戻る」を選択すれば簡単に設定できます。

エンドアクションのリンクの種類またはリモートメニューについては、プロジェクトのナビゲーションとリンクを参照してください。

要素およびリンクの一括変更

リンクを管理したり、要素を変更したりするには、要素のパネルとプロパティパネルを組み合わせて使用します。 パネルで任意のフィールドを直接編集することはできません。 プロジェクトパネルやタイムラインパネルのタイムラインなどの要素を選択し、プロパティパネルでそのプロパティを変更します。

これらのツールを組み合わせて使用することにより、メニュー、ボタンまたはタイムラインをグローバルに変更できます。 例えば、複数のタイムラインのエンドアクションがメインメニューに指定されている場合に、別のメニューに設定し直すとします。 タイムラインパネルで、変更するタイムラインを複数選択し、プロパティパネルでエンドアクションを変更したい別のメニューに指定します。 選択されているすべてのタイムラインのエンドアクションが変更されます。

フルサイズのグラフィックを表示
複数のメニュー、タイムラインまたはボタンを選択すると、それらのプロパティがグローバルに変更されます。

  1. プロジェクトパネル、タイムラインパネル、またはメニューパネルをクリックします (プロジェクトパネルにはプロジェクト内のすべての要素が表示され、タイムラインパネルとメニューパネルにはそれぞれ、タイムライン、メニューなど 1 種類の要素だけが表示されます)。

  2. 目的の要素を選択します。 一度に 1 種類の要素だけを選択します。 タイムラインとメニューなど、異なる要素を選択した場合、プロパティパネルに「異なるオブジェクトタイプが選択されています」というメッセージが表示されますが、 一度に複数のメニューを選択することができます。選択したすべてのメニューのボタンが、下部のパネルに表示されます。

  3. プロパティパネルで、設定またはリンクを必要に応じて変更します。 選択されているすべてのアイテムの値が再設定されます。 選択したアイテム間でプロパティが異なっている場合、異なっている値の個数が示されます(例えば「<<2 個の値>>」)。