Director ヘルプ

ビヘイビアでの継承の使用

ビヘイビアには、親スクリプトと同じ方法でアンセスタスクリプトを指定することができます。アンセスタスクリプトとは、親スクリプトによる呼び出しと使用が可能なハンドラとプロパティが記述されている追加のスクリプトです。

  • アンセスタのハンドラとプロパティは、ビヘイビアで使用できます。
  • ビヘイビアにアンセスタスクリプトと同じハンドラまたはプロパティが含まれている場合、スクリプトではアンセスタにあるプロパティまたはハンドラではなく、ビヘイビアにあるプロパティまたはハンドラが使用されます。

アンセスタと継承の概念については、Director ヘルプパネルの「スクリプトリファレンス」トピックを参照してください。

スクリプトをビヘイビアのアンセスタにするには、次のいずれかの操作を行います。

  • ancestor がビヘイビアのスコアスクリプトの最初にある property ステートメント内のプロパティであることを宣言します。

    例えば、ステートメント property ancestor は、ancestor がプロパティであることを宣言します。

  • アンセスタにするスクリプトを指定するステートメントを記述します。このステートメントをビヘイビアの on beginSprite ハンドラに入れます。

    例えば、次のハンドラは、スプライトを初めて入力する際に、スクリプト Common Behavior をビヘイビアのアンセスタにします。

    --Lingo シンタックス
    
    on beginSprite
    sprite(me.spriteNum).ancestor = script("Common Behavior").new()
    end
    
    

    このハンドラを使用することで、このビヘイビアはスクリプト Common Behavior に記述されたハンドラも使用できるようになります。