Director は、サウンドを、内蔵サウンドまたはリンクされたサウンドのいずれかとして処理します。サウンドを読み込む際、それを内蔵サウンドまたはリンクされたサウンドにするかを決定できます。それぞれのサウンドタイプの長所に応じて、使用する場面を使い分けてください。
Director では、内蔵サウンドキャストメンバのすべてのサウンドデータがムービーまたはキャストファイルに格納されており、これらのサウンドの再生はメモリにすべてをロードしてから行われます。内蔵サウンドがロードされると、その再生は非常に高速に行われます。このため、内蔵サウンドは、ムービーで頻繁に発生するビープ音やクリック音などの短いサウンドに最適です。同じ理由から、データサイズの大きなサウンドファイルを内蔵サウンドにすることは、サウンドが消費するメモリが多すぎる恐れがあるため、適切な方法ではありません。
Director では、リンクされたサウンドのキャストメンバにあるサウンドデータは格納されません。その代わり、サウンドファイルの場所への参照が保持され、サウンドの再生が開始されるたびにそのサウンドデータが読み込まれます。この場合には、サウンド全体がメモリにロードされることがないため、ムービーはメモリを効率的に使用できます。
Director では多くのサウンドがストリーミングされるため、Director は再生を開始する一方で、ソースがディスクにあるか、インターネット経由であるかに関係なく残りのサウンドを継続して読み込みます。これにより、容量の大きなサウンドをダウンロードするパフォーマンスが大幅に向上します。リンクされたサウンドは、ナレーションや繰り返しのない音楽など、長いサウンドに最適です。
Director でストリーミングできるサウンドは、次のとおりです。
Director に読み込めるサウンドは、圧縮および非圧縮の両方に対応する AIFF および WAV のサウンド、AU、Shockwave オーディオ、および MP3 のサウンドです。最適な結果を得るには、8 ビットまたは 16 ビットのビット深度で、サンプリングレートが 44.1 kHz、22.050 kHz、または 11.025 kHz のサウンドを使用します。
「標準読み込み」を選択すると、選択したすべてのサウンドが内蔵サウンドキャストメンバになります。
「外部ファイルにリンク」を選択すると、選択したすべてのサウンドがリンクされます。
「編集用に元のデータを含む」オプションでは、Director の元のサウンドファイルを編集できます。