Director ヘルプ

スプライト

スプライトは、Adobe® Director®ムービー内でいつ、どこに、どのようにキャストメンバを表示するかを制御するオブジェクトです。同じキャストメンバを複数のスプライトで使用することができます。また、ムービーの再生中に、スプライトに割り当てられたキャストメンバを別のキャストメンバに切り替えることも可能です。ステージを使用してスプライトの表示位置を制御し、スコアを使用してスプライトをムービーに表示するタイミングを制御します。

ステージ上のスプライトの重なりは、スコアで割り当てられたチャネルの順序によって決まります。チャネル番号の大きなスプライトは、チャネル番号の小さなスプライトより前に表示されます。ムービーには最大で 1,000 のスプライトチャネルを使用できます。チャネル数を制御するにはプロパティインスペクタの「ムービー」タブを使用します。

スプライトのプロパティには、スプライトのサイズと位置、スプライトに割り当てられているキャストメンバ、スプライトの名前、スプライトのあるフレームなどが含まれます。別のプロパティを設定することによってスプライトの外観を変えることができます。キャストメンバに影響を与えることなくスプライトの回転、傾斜、反転、および色を変更することができます スプライトのプロパティを変更するには、プロパティインスペクタを使用するか、Lingo または JavaScript シンタックスを使用します。

スプライトの Filters プロパティにより、プロパティインスペクタの「フィルタ」タブを使用して、「スコア最前面に置く」以外の任意のスプライトに効果を適用できます。フィルタについて詳しくは、ビットマップフィルタを参照してください。

各スプライトに一意の名前を付けることもできます。プロパティインスペクタを使用して名前を割り当てると、スコアおよびステージで名前によってスプライトを参照できます。名前を割り当てることによって、Lingo または JavaScript シンタックスでは、スプライトが占有しているチャネルの番号だけでなく、名前でもスプライトを参照できます。スプライトを別のチャネルに移動しても、スクリプトを変更する必要がありません。スプライトを名前で参照した方が、スコアやコードスクリプトの編集が容易になります。

Lingo または JavaScript シンタックスでは、一部のプロパティは特定のタイプのスプライトでのみ使用できます。一般に、このようなプロパティは、特定タイプのスプライトに関連する特性です。例えば、デジタルビデオスプライトのトラックの内容を決定するデジタルビデオプロパティなどがそれにあたります。