環境設定ダイアログボックスの「データ」タブをクリックして、オーディオデータの処理方法を制御します。
このオプションを有効にすると、ディザリングによってダイナミックレンジが約 10 dB 向上するので、16-bit のデータでも約 24-bit に相当するパフォーマンスが得られます。このオプションが無効になっていると、16-bit への再変換時にオーディオデータの波形が省略されるので、詳細情報が失われます。
その代わり、個々の操作を実行するごとに、最も低いボリュームのレベルで少量のホワイトノイズが乗るという難点があります。ただし、ディザリング(ノイズの混入)とデータの欠落(偽音の混入とダイナミックレンジの制限)のトレードオフを考えると、一般的にはディザリングが有利なので、このオプションは有効にすることをお勧めします。
高いサンプルレートから低いサンプルレートへのダウンサンプルでは、「アップサンプリングの品質レベル」に高い値を使用します。アップサンプルの場合、低い値を設定しても高い値とほぼ同じような品質になります。高周波において、大きなフェーズシフトが発生しますが、このフェーズシフトは完全に連続的なので聞き分けることは困難です。ダウンサンプルの場合、最も低い値を設定してもノイズが混入することは通常ありませんが、ハイエンドフィルタが強くなるので、若干こもった感じの音になります。ディザリングによってダイナミックレンジが約 10 dB 向上するので、16-bit データでも約 24-bit に相当するパフォーマンスが得られます。これにより、非常に弱い -105 dB の信号まで表現が可能になります。
このオプションを有効にすると、ディザリングによってダイナミックレンジが約 10 dB 向上するので、16-bit のデータでも約 24-bit に相当するパフォーマンスが得られます。