Cineon フッテージアイテム

映画フィルム作成ワークフローで共通しているのは、フィルムをスキャンしてフレームを Cineon ファイル形式にエンコードする点です。DPX(Digital Picture Exchange)形式は、Cineon 形式と密接に関連している標準形式です。

Cineon データは、1 カラーチャネル 10 ビットの対数形式で保存されます。

Stu Maschwitz は、彼自身の ProLost ブログで、Cineon ファイル内のカラー値が対数形式のカラースペースにあるとはどのようなことなのかについて詳しく説明しています。

Pete O'Connell は、Creative COW の Web サイトで、Cineon フッテージアイテムの操作に関する記事を公開しています。

Cineon データには、685 個の 10 bit ホワイトポイント、95 個の 10 bit ブラックポイントがあります。685 を超える値は維持されますが、ハイライトとして処理されます。ハイライトを急激に白にクリップする代わりに、After Effects ではハイライトロールオフ値で定義した傾斜を使用してハイライトを変換します。10 bit ホワイトポイントおよび 10 bit ブラックポイントの入力レベルと、変換後の出力ホワイトポイントおよびブラックポイントのレベルを、特定のフッテージアイテムまたは作成条件に合うように変更できます。

Cineon フッテージアイテムを使用するときにプロジェクトの色深度を 32 bpc に設定して、ハイライトが保持されるようにします。この場合、ハイライトをロールオフする必要はありません。

After Effects では、3 つの基本的な方法で Cineon フッテージアイテムを操作できます。

  • 最も簡単でお勧めする方法は、カラーマネジメントを有効にし、フッテージを変換ダイアログボックスの「カラーマネジメント」タブで、フッテージが記録されたフィルムストックに対応するように、入力カラープロファイルを Cineon フッテージに割り当てる方法です。フィルムへの出力を作成する場合は、出力ファイルがフィルムストックと一致するように、出力カラープロファイルと同じプロファイルを使用します。Cineon フッテージアイテムでカラーマネジメント機能を使用する利点の 1 つは、他のフッテージタイプからのイメージを使用したコンポジションの作成が容易になることでます(入力カラープロファイルの割り当てによるフッテージアイテムの変換を参照)。

  • Cineon フッテージアイテムの設定を手動で変更する必要がある場合、またはカラーマネジメントを使用しない場合は、Cineon 設定ダイアログボックスを使用します。このダイアログボックスを開くには、フッテージの変換ダイアログボックスの「カラーマネジメント」タブにある「Cineon 設定」ボタンをクリックします。

  • Cineon フッテージアイテムの変換が時間の経過に応じて変化するように設定する必要がある場合は、Cineon フッテージアイテムをソースとして使用するレイヤーに Cineon コンバータエフェクトを適用します。