MarkerKey の属性

コンポジションマーカーとレイヤーマーカーの値に、同じメソッドを使用してアクセスできます。レイヤーマーカーの場合は thisLayer.marker オブジェクトを、コンポジションマーカーの場合は thisComp.marker オブジェクトをそれぞれ使用します。

マーカーは Key オブジェクトの一種であるため、エクスプレッションを使用してマーカーにアクセスするには nearestKey(time) などのメソッドを使用します。また、マーカーには time 属性と index 属性があります。index 属性は、マーカーの番号(名前)ではなく、時間スケール内でのマーカーの順番を表すキーフレームのインデックス番号です。

エクスプレッションを使用して、コンポジションマーカーやレイヤーマーカーの各ダイアログボックスで設定可能なマーカーのすべての値にアクセスできます。テキストレイヤーの「ソーステキスト」プロパティに次のエクスプレッションを指定すると、現在の時刻に最も近いレイヤーマーカーの時刻、デュレーション、インデックス、コメント(名前)、チャプター、URL、フレームターゲット、キューポイント名と、そのマーカーがイベントキューポイント用であるかどうかが表示されます。

  m = thisLayer.marker.nearestKey(time);  
  s = "time:" + timeToCurrentFormat(m.time) + "\r" +  
      "duration: " + m.duration + "\r" +  
      "key index: " + m.index + "\r" +  
      "comment:" + m.comment + "\r" +  
      "chapter:" + m.chapter + "\r" +  
      "URL:" + m.url + "\r" +  
      "frame target: " + m.frameTarget + "\r" +  
      "cue point name: " + m.cuePointName + "\r" +  
      "Event cue point? " + m.eventCuePoint + "\r";  
  for (param in m.parameters){  
       s += "parameter: " + param + " value: " + m.parameters[param] + "\r";  
  } 
  s
duration
返されるタイプ:Number。

マーカーのデュレーション(秒単位)。

comment
返されるタイプ:String。

マーカーダイアログボックスの「コメント」フィールドの値です。

chapter
返されるタイプ:String。

マーカーダイアログボックスの「チャプター」フィールドの値です。

url
返されるタイプ:String。

マーカーダイアログボックスの「URL」フィールドの値です。

frameTarget
返されるタイプ:String。

マーカーダイアログボックスの「フレームターゲット」フィールドの値です。

eventCuePoint
返されるタイプ:Boolean。

マーカーダイアログボックスに設定されているキューポイントの種類です。イベントの場合は true が、ナビゲーションの場合は false が返されます。

cuePointName
返されるタイプ:String。

マーカーダイアログボックスのキューポイントの「名前」フィールドの値です。

parameters
返されるタイプ:パラメータに関連する String 値の配列。

マーカーダイアログボックスの「パラメータ名」と「パラメータ値」フィールドの値を含みます。

例えば、「background color」というパラメータの値を直近のマーカーから取得するには、次のエクスプレッションを使用します。

  thisComp.marker.nearestKey(time).parameters["background color"]