ウィグラーでプロパティにランダム度を追加する

ウィグラーを使用すると、時間の経過に応じて、どのようなプロパティにでもランダム度を追加できます。この処理のために wiggle エクスプレッションを使用することもできます。通常は、ウィグラーを使用するよりエクスプレッションを使用する方が簡単です(Property の属性とメソッドを参照)。

ウィグラーは、指定されたプロパティとオプションに応じて、キーフレームを追加し、既存のキーフレームに入る補間または出る補間をランダム化することによって、プロパティに特定の数の偏差を追加します。ウィグラーを使用するには、2 つ以上のキーフレームが必要です。

ウィグラーを使用すると、指定された制限内で自然な動きを緻密にシミュレートできます。例えば、アニメートされた蝶にランダム度を追加して、蝶がひらひら舞う動きを生成できます。輝度や不透明度にランダム度を追加すると、古いプロジェクタのちらつきをシミュレートできます。

  1. プロパティのキーフレームの範囲を選択します。
  2. ウィンドウ/ウィグラーを選択します。
  3. 「適用先」で、ウィグラーを使用して変更する曲線の種類を選択します。空間的に変化するプロパティのキーフレームを選択した場合は、「空間パス」を選択してモーションに偏差を追加するか、「時間グラフ」を選択して速度に偏差を追加します。空間的に変化しないプロパティのキーフレームを選択した場合は、「時間グラフ」のみを選択できます。
  4. 「ノイズの種類」オプションを選択して、ランダムに配置されたピクセル値(ノイズ)が原因になっている偏差の種類を指定します。
    スムーズ
    急激な変化のない徐々に発生する偏差を生成します。

    ギザギザ
    急激な変化を生成します。

  5. 以下のように、対象となるプロパティの次元を選択します。
    X、Y または Z
    選択したプロパティの 1 次元のみに偏差を追加します。ポップアップメニューから次元を選択します。

    全次元個別に
    各次元に一連の異なる偏差を追加します。

    全次元同じ
    同じ偏差セットをすべての次元に追加します。

  6. 「周波数」を設定して、選択されたキーフレームに After Effects で追加する 1 秒あたりの偏差(キーフレーム)数を指定します。低い値は不定期の偏差のみを生成し、高い値は不規則なエフェクトを生成します。1 未満の値は、1 秒あたり 1 未満の間隔で、キーフレームを作成します。例えば、値を 0.5 に指定すると、2 秒ごとに 1 つのキーフレームが作成されます。
  7. 「強さ」を設定して、偏差の最大サイズを指定します。指定した強さは、選択したプロパティ単位に設定されるので、あるプロパティの値で別のプロパティと大きく異なる結果が生成される場合があります。
  8. 「適用」をクリックし、結果をプレビューします。
  9. 必要に応じて、編集/ウィグラー取り消しを選択してキーフレームをリセットし、「周波数」と「強さ」の値を調整してから、ウィグラーを再度適用します。