スマートマスク補間を使用してマスクパスをアニメートする

スマートマスク補間は、マスクパスのキーフレームを細かく設定し、滑らかで自然なアニメーションを作成できるようにする機能です。補間するキーフレームを選択すると、設定に基づいて、中間キーフレームが作成されます。情報パネルには、補間の進行状況と作成されたキーフレームの数が表示されます。

  1. ウィンドウ/マスク補間を選択します。
  2. マスクパスの連続するキーフレームを少なくとも 2 つ選択します。
  3. マスク補間パネルでオプションを設定し、「適用」をクリックします。
    注意: 補間を中止するには、Esc キーを押します。情報パネルに処理が中止されたことが示され、作成されたキーフレームの数が表示されます。
    キーフレームレート
    選択したキーフレームの間に、1 秒間に作成するキーフレームの数を指定します。例えば、10 に設定すると、0.1 秒に 1 つ新しいキーフレームが追加されます。「自動」を選択すると、コンポジションのフレームレートと同じレートが設定され、括弧内に表示されます。キーフレームを多くするとアニメーションがスムーズになり、少なくするとレンダリングにかかる時間が短くなります。
    注意: ただし、設定したキーフレームレートに関係なく、常に、マスクパスの最初のキーフレームの直後のフレームと、2 番目のキーフレームの直前のフレームに新しいキーフレームが追加されます。例えば、30 fps のコンポジションで、0 秒と 1 秒の間を毎秒 10 のキーフレームレートで補間する場合は、1、3、6、9、12、15、18、21、24、27 および 29 番目のフレームにキーフレームが追加されます。

    キーフレームフィールド
    キーフレームレートを 2 倍に設定します。このオプションを選択し、キーフレームレートをコンポジションのフレームレートに設定した場合は、各ビデオフィールドにキーフレームが 1 つ追加されます。インターレースのビデオのアニメーションマスクには、このオプションを選択します。このオプションを選択しないと、キーアウトしようとしているオブジェクトがマスクされない場合があります。インターレースビデオのフィールドについて詳しくは、インターレースビデオ、ノンインターレースビデオ、およびプログレッシブスキャンを参照してください。

    直線の頂点パスの使用
    最初のキーフレームの頂点が、直線パスに沿って 2 番目のキーフレームの対応する頂点に移動するように指定します。頂点を曲線パスに沿って補間する(回転する部分がある場合など)場合は、このオプションを選択しないでください。このオプションを選択しないと、マスクの自然なパスが作成されます。

    曲げ耐性
    キーフレームの補間が、パスの伸縮と曲げにどの程度影響するかを指定します。値を 0 に設定すると、パスをアニメートするときに伸縮するよりも曲がるようになります。100 に設定すると、曲がるよりも伸縮するようになります。

    品質
    最初のキーフレーム上の頂点を 2 番目のキーフレーム上の頂点に、どれだけ厳密に一致させるかを指定します。値を 0 に設定すると、最初のキーフレーム上の特定の頂点は、2 番目のキーフレーム上の同じ番号の頂点のみに一致します。例えば、最初のキーフレーム上の 10 番目の頂点は、2 番目のキーフレーム上の 10 番目の頂点に必ず一致します。値を 100 に設定すると、最初のキーフレーム上の頂点は、2 番目のキーフレーム上の頂点のいずれかに一致することになります。通常、値が大きいほど、補間結果がよくなりますが、処理時間が長くなります。

    マスクシェイプの頂点を追加
    頂点を追加して、よい補間結果が得られるようにします。一般に、マスク補間は、頂点が密な場合に最も効率的に動作します。また、最初のマスクパス上の頂点を、2 番目のマスクパスの曲線または直線のセグメントの途中には一致させられないので、最適な結果を得るには、一致させる前に頂点を追加しなければならないことがあります。マスク補間で、元のキーフレームが変わることはありません。計算された新しいマスクパスのキーフレームだけに頂点が追加されます。

    設定した値によって、入力マスクパスがどの程度細分されるかが決まります。「頂点間のピクセル数」で、長いパスを細分する頂点間の距離をピクセル単位で指定します。「合計頂点数」は、補間するパスに置くすべての頂点の数です。「アウトラインのパーセント」で、マスクパスのアウトラインの長さの何パーセントごとに頂点を追加するかを指定します。例えば、値を 5 に設定すると、アウトラインの全長の 5%ごとに、それぞれのセグメントに頂点が追加されます。最初のフレームのパスにある頂点だけを使用する場合は、このオプションを選択しないでください。

    注意: マスク補間では、「マスクシェイプの頂点を追加」オプションを選択していなくても、既存の頂点の場所に頂点が追加されることがあります。1 つのパスの 2 つの頂点が、別のパスの 1 つの頂点に一致する場合は、この 1 つの頂点が同じ場所に複製され、2 つの頂点間のセグメントがその場所で縮みます。

    一致方法
    最初のマスクパスの頂点を 2 番目のマスクパスの頂点に一致させるときに使用するアルゴリズムを指定します。「自動」に指定すると、選択した 2 つのキーフレームのどちらかに曲線が含まれている場合は、曲線用の一致アルゴリズムが使用されます。そうでない場合は、ポリライン用のアルゴリズムが使用されます。「カーブ」に指定すると、曲線のセグメントを含むマスクパス用のアルゴリズムが適用されます。「ポリライン」に指定すると、直線のセグメントだけのマスクパス用のアルゴリズムが適用されます。
    注意: 「一致方法」で「ポリライン」を選択すると、入力マスクパスに曲線のセグメントが含まれているかどうかにかかわらず、追加されるパスのキーフレームはポリラインになります。

    1:1 頂点一致を使用
    マスクパス間で同じ番号の頂点を一致させます。それぞれの入力マスクパスで、1 番目は 1 番目に、2 番目は 2 番目に、3 番目は 3 番目という要領で頂点を一致させます。2 つのマスクパスの頂点の数が異なる場合は、よい結果が得られないことがあります。

    最初の頂点を一致
    2 つのマスクパスキーフレームの最初の頂点を一致させます。このオプションを選択しないと、2 つの入力マスクパスの一致する最初の頂点が自動的に検出されます。
    注意: よい結果を得るには、入力マスクパスの最初の頂点が一致していることを確認してから、このオプションを選択してください。