エクスプレッション制御エフェクトの使用

エクスプレッション制御エフェクトを使用してコントロールを追加し、エクスプレッションを使ってプロパティをそのコントロールにリンクすることにより、1 つまたは複数のプロパティの値を操作することができます。1 つのコントロールで、一度に複数のプロパティを制御できます。

エクスプレッション制御エフェクトの名前は、エフェクトによって制御するプロパティの種類(角度制御、チェックボックス制御、カラー制御、レイヤー制御、ポイント制御、スライダ制御)を表します。

アニメーションプリセット/Shapes/Backgrounds カテゴリからアニメーションプリセットを適用すると、エフェクトコントロールパネルにカスタムの「アニメーションシェイプ制御」エフェクトが表示されます。このカスタムエフェクトは、このようなアニメーションプリセット用に特別に作成された特殊なエクスプレッションコントロールエフェクトです。このエフェクトは、別のレイヤーにコピー&ペーストしたり、別の場所に適用できるようアニメーションプリセットとして保存したりできます。

エクスプレッション制御エフェクトをレイヤーに適用するには、他のエフェクトを適用するときと同じように、エフェクト&プリセットパネルからレイヤーにエフェクトをドラッグします。

エクスプレッション制御エフェクトはあらゆるレイヤーに適用できますが、ヌルレイヤーに適用して単なる制御レイヤーとして使用すると便利です。その後で、他のレイヤーのプロパティにエクスプレッションを追加し、この制御レイヤーから入力値を取得します。例えば、ヌルレイヤー(Null 1)にスライダ制御エフェクトを追加し、次のエクスプレッションを複数のレイヤーの「位置」プロパティに適用することができます。

  position+[0,10*(index-1)*thisComp.layer("Null 1").effect("Slider Control")("Slider")]

この例では、スライダをドラッグすると、このエクスプレッションを含むすべてのレイヤーが動きます。各レイヤーは、インデックス番号が 1 つ小さいレイヤーから 10 ピクセルずつずれて表示されます(タイムラインパネルでは、上から下に向かってレイヤーのインデックス番号が大きくなります)。ヌルレイヤーでスライダのキーフレームを設定すると、その他のレイヤーがそれに従ってアニメートされます。

これは、使用目的を表すためにエクスプレッション制御エフェクトの各インスタンスの名前を変更する場合に便利です。例えば、カラー制御エフェクトのインスタンスの名前を空の色に変更すると、制御するエフェクトの内容が簡単にわかります。エクスプレッション制御エフェクトの各インスタンスの名前は、その他のエフェクトの名前と同じように変更できます。タイムラインパネルまたはエフェクト制御パネルでインスタンスを選択し、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)を押します。

コントロールの値の範囲を変更するには、下線付きのプロパティ値を右クリックするか(Windows)、Control キーを押しながらクリック(Macintosh)し、コンテキストメニューから「値を編集」を選択します。

Creative COW の Web サイトにある Aharon Rabinowitz の「After Effects Expression Controls」シリーズのビデオチュートリアルでは、「エクスプレッション制御」エフェクトを紹介し、その基本的な使用例をいくつか示しています。

Harry Frank が、graymachine の Web サイトで、「エクスプレッション制御」エフェクト(「スライダ制御」エフェクト)の使用方法を示すビデオチュートリアルを公開しています。