フッテージアイテムを一時的に代用する場合は、プレースホルダまたはプロキシを使用します。
レイヤーに適用したマスク、属性、エクスプレッション、エフェクトおよびキーフレームは、プレースホルダやプロキシを最終フッテージアイテムに置き換えた後も維持されます。
プロジェクトパネルでは、実際のフッテージアイテムとプロキシのどちらが使用されているかを示す次のようなマーカーが、フッテージアイテム名に付きます。
黒い四角形のボックスは、プロキシアイテムがプロジェクト全体で現在使用されていることを示します。プロキシの名前はプロジェクトリストに太字で表示されます。
白い四角形のボックスは、実際のフッテージアイテムがプロジェクト全体で使用されていることを示します。
ボックスがない場合、プロキシはフッテージアイテムに割り当てられていません。

プレースホルダおよび失われたフッテージアイテムを使用して作業するプレースホルダを効率よく代用するには、プレースホルダのサイズ、デュレーション、フレームレートを実際のフッテージと同じに設定します。
プロジェクトを開いたときにフッテージが自動検出されない場合は、プロジェクトパネルにフッテージが見つからないことが示され、そのフッテージの名前が斜体で表示されます。そのアイテムを使用するコンポジションでは、アイテムがプレースホルダに置き換えられます。プロジェクト内に失われたアイテムがある場合でも作業を進めることができ、そのレイヤーに適用したエフェクトはそのまま維持されます。プレースホルダを実際のフッテージに置き換えると、フッテージは使われるすべてのコンポジション内の正しい位置に戻ります。
フッテージアイテムにプロキシを使用するフッテージにプロキシを使用すると、そのフッテージアイテムが使われているすべてのコンポジションで実際のフッテージがプロキシに置き換わります。作業を終えると、プロジェクトリストに表示されている実際のフッテージに切り替えることができます。すべてのコンポジションで、プロキシが実際のフッテージアイテムに置き換えられます。
コンポジションをムービーとしてレンダリングする場合は、高解像度のフッテージアイテムすべてに関してプロキシを使用するかどうかを選択できます。低解像度のムービーを高速でレンダリングしてモーションのテストを行う場合などは、プロキシを使ってムービーをレンダリングします。
最も効率よくフッテージをプロキシで代用するには、プロキシの縦横比を実際のフッテージアイテムに合わせて設定します。例えば、実際のフッテージアイテムが 640 x 480 ピクセルのムービーの場合、160 x 120 ピクセルのプロキシを作成して使用します。プロキシアイテムを読み込むと、実際のフッテージと同じサイズとデュレーションにアイテムが変更されます。実際のフッテージアイテムと縦横比が異なるプロキシを作成すると、スケール調整にかかる時間が長くなります。
プロジェクトパネルで、次のいずれかの操作を行います。プロキシを選択して使用するには、フッテージアイテムを選択し、ファイル/プロキシ設定/ファイルを選択して、プロキシとして使用するファイルを選択し、「開く」をクリックします。
元のフッテージとそのプロキシの使用を切り替えるには、フッテージ名の左にあるプロキシマーカーをクリックします。
プロキシの使用を止めるには、元のフッテージアイテムを選択し、ファイル/プロキシ設定/なしを選択します。
プロキシを作成する「プロキシ作成」コマンドを使用すると、プロジェクトパネルまたはタイムラインパネルで選択したフッテージまたはコンポジションからプロキシを作成することができます。このコマンドにより、選択したフッテージがレンダーキューパネルに追加され、レンダリング後の処理メニューが「プロキシ設定」になります
出力モジュールにプレースホルダを作成するプレースホルダファイルを作成して、複数のコンポジションで使用することができます。例えば、24 fps のムービーをレンダリングするためのプレースホルダを作成し、それを 30 fps のコンポジションにドラッグできます。この場合に 30 fps のコンポジションをレンダリングする際には、After Effects は先に 24 fps でプレースホルダをレンダリングして、このレンダリングバージョンを 30 fps のコンポジションをレンダリングするときに使用します。
キューに追加されているアイテムの出力モジュールをレンダーキューパネルからプロジェクトパネルへドラッグします。これにより、プロジェクトパネルにプレースホルダが作成され、レンダリング後の処理メニューが「読み込み&使用の置き換え」に設定されます。