After Effects CS3

アルファチャンネルの変換方法を指定する

アルファチャンネルには、ストレートまたは合成のいずれかの方法で、透明情報が保存されています。どちらも、アルファチャンネルは同じですが、カラーチャンネルが異なります。ストレート(マットなし)チャンネルでは、透明情報はアルファチャンネルにのみ保存され、表示されるカラーチャンネルには保存されません。合成(マットあり)チャンネルでは、透明情報はアルファチャンネルと、表示されるカラーチャンネルにも保存され、背景色と合成されます。ぼかしたエッジなどの半透明な部分のカラーは、透明度の度合いにより背景色に近づきます。

アルファチャンネルの変換を正しく設定することによって、ファイルを読み込むときにイメージのエッジに不要なカラーが表示されたり、アルファチャンネルのエッジで画質が劣化したりする問題を回避できます。例えば、合成チャンネルのアルファがストレートとして変換された場合、半透明の領域に、わずかに背景色が含まれます。コンポジション内のアルファチャンネルのエッジにハロー現象が生じるなど、カラーが不正確に表示される場合は、別の変換方法を試してください。

合成チャンネルのあるフッテージアイテム(上)をストレート - マットなし(左下)として変換された場合、黒いハローが現れます。フッテージアイテムがカラーのあるストレート - マットなしとして変換され、背景色が黒で指定されている場合は、ハロー現象は生じません(右下)。

フッテージアイテムに対してアルファチャンネルの変換方法を設定する

  1. プロジェクトパネルでフッテージアイテムを選択します。
  2. ファイル/フッテージを変換/メインを選択します。
  3. イメージの透明部分と不透明部分を切り替えるには、「アルファを反転」を選択します。
  4. 「アルファ」セクションで、アルファチャンネルの変換方法を選択します。
    自動設定
    画像で使用されるアルファチャンネルの種類を判別します。判別できなかった場合はビープ音が鳴ります。

    無視
    アルファチャネルに含まれている透明情報を無視します。

    ストレート - マットなし
    チャンネルをストレートとして変換します。

    合成チャンネル - カラーマット
    チャンネルを合成チャンネルとして変換します。スポイトまたはカラーピッカーを使ってチャンネルが合成される背景色を指定します。

アルファチャンネルの初期設定を設定する

  1. 編集/環境設定/読み込み設定(Windows)または After Effects/環境設定/読み込み設定(Macintosh)を選択します。
  2. ラベルのないアルファを変換メニューからオプションを選択します。このメニューのオプションは、フッテージを変換ダイアログボックスのオプションと同様です。ユーザ定義は、ラベルのないアルファチャンネルのフッテージアイテムを読み込むたびにフッテージを変換ダイアログボックスが開くよう指定されています。