Adobe Acrobat 3D Version 8

Adobe In-RIP トラッピング

Acrobat では、Adobe In-RIP トラッピングエンジンによって、カラードキュメントを自動的にトラップできます。Adobe In-RIP トラッピングエンジンは、Adobe In-RIP トラッピングをサポートしている Adobe PostScript 出力デバイスで使用できます。

Adobe In-RIP トラッピングは、正確な計算を行い、ドキュメント全体の文字とグラフィックのエッジに合わせて必要な調整を適用します。オブジェクトがいくつかの背景色に重なっている場合でも、有効なトラップ技法をオブジェクトの各部分に適用することが可能です。トラップ調整は自動的に行われます。指定したページ範囲に対して、それぞれの状況に応じたトラップ処理を行うトラッププリセットを定義することもできます。トラップの結果は、トラッピングエンジンによって生成される色分解出力でのみ確認することができます。つまり、プログラムの画面上で結果を見ることはできません。

トラッピングエンジンでは、コントラストカラーのエッジを検出することによってトラップする場所が決定されます。次に、隣接するカラーの ND 値(明るさまたは暗さ)に基づいてトラップが作成されます。ほとんどの場合、明るいカラーが隣接する暗いカラーに広がります。トラッピングエンジンの結果は、トラッププリセットパレットで指定するトラップ設定によって変わります。

要件

Adobe In-RIP トラッピングには、次のソフトウェアおよびハードウェアが必要です。

  • Adobe In-RIP トラッピングをサポートするプリンタ用の PPD(PostScript プリンタ記述)ファイル。この PPD は、オペレーティングシステム上のドライバを使用して選択します。

  • Adobe In-RIP トラッピングをサポートしている RIP を使用した Adobe PostScript レベル 2 以上の出力デバイス。使用している PostScript 出力デバイスが Adobe In-RIP トラッピングをサポートしているかどうかについては、出力デバイスの製造元に問い合わせてください。または、そのデバイスを扱っている印刷・出力会社に相談してください。