カラー PDF の印刷では、ファイルで使用されているすべての色が 1 つの版に印刷されます。この処理をコンポジット印刷と呼びます。詳細設定ダイアログボックスのカラーパネルで選択できるオプションは、選択したプリンタによって異なります。
コンポジット印刷する際には、次の項目を考慮に入れてください。
オーバープリントを設定したオブジェクトがある場合、オーバープリントをサポートしているプリンタであれば、オーバープリントが正しく印刷されます。デスクトッププリンタの多くはオーバープリントをサポートしていませんが、詳細設定ダイアログボックスのカラーパネルにある「オーバープリントをシミュレート」を選択すると、オーバープリントの効果をシミュレートすることができます。「オーバープリントをシミュレート」を選択すると、スポットカラー(特色)は印刷用のプロセスカラーに変換されます。最終出力用のファイルを使用する場合は、このオプションは選択しないでください。
白黒プリンタに印刷する場合、そのページのグレースケールのコンポジットバージョンが出力されます(ただし、印刷のダイアログボックスで「白黒 2 値印刷(図面用)」オプションを選択した場合を除きます。このオプションを選択すると、白以外の色はすべて黒で印刷されます)。文書に色が含まれている場合、使用されている色をシミュレートするために適切なグレーが適用されます。例えば、イエローはブラックよりも視覚的に明るいので、濃度 20 %のイエローを疑似的に表現するグレー階調は、濃度 20 %のブラックよりも明るくなります。