Adobe Acrobat 3D Version 8

色分解の印刷

Acrobat では、ホストベースの色分解と In-RIP 色分解がサポートされています。この 2 つの方式の大きな違いは、色分解がホストコンピュータ(Acrobat およびプリンタドライバを使用するシステム)で作成されるか、出力デバイスの RIP で作成されるかという点にあります。

ホストベースの色分解の場合、Acrobat では、文書に必要な色分解ごとに PostScript 情報が作成され、その情報が出力デバイスに送信されます。In-RIP 色分解の場合、ファイルの色分解処理は RIP で行われます。この方法はホストベースの色分解に比べ短時間で処理することができますが、In-RIP 色分解をサポートしている PostScript 3 対応の出力デバイスが必要です。In-RIP 色分解を生成するには、In-RIP 色分解をサポートする PPD ファイルと、任意の PostScript 3 出力デバイスまたは In-RIP 色分解をサポートする RIP が内蔵された PostScript レベル 2 デバイスが必要となります。

色分解出力の準備

 色分解を出力する前に、次の操作を行います。

色分解の印刷

  1. ファイル/印刷を選択し、プリンタを選択します。
  2. 注釈とフォームメニューからオプションを選択します。
  3. 印刷範囲およびページ処理オプションを選択します。
  4. 「詳細設定」をクリックします。
  5. 適切な色分解が定義されたカスタムプリンタ設定ファイルが既に存在している場合は、詳細設定ダイアログボックスの上部にある「印刷プリセット」オプションから設定ファイルを選択します。
  6. 左側の「カラー」を選択し、カラーメニューからオプションを選択します。
    • PPD が In-RIP 色分解をサポートしていない場合は、「色分解」を選択します。

    • PPD が In-RIP 色分解をサポートしている場合は、「色分解(In-RIP)」を選択します。トラッピングオプションが表示されます。メニューから「Adobe In-RIP」または「オフ」を選択します。「Adobe In-RIP」を選択した場合は、「トラッププリセット」ボタンをクリックし、プリセットを選択します。「OK」をクリックします。

  7. ハーフトーンスクリーン線数、選択したインキのハーフトーンスクリーンの回転角度の設定内容を指定します。
  8. 透明の設定を持つオブジェクトが文書に含まれている場合は、透明の分割・統合プリセットメニューからオプションを選択します。
  9. 「インキ」で、色分解しない色の選択を解除します。

    4 つのプロセスカラー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)は、必ずカラー版の一覧の最上部に表示され、その後に各スポットカラーがアルファベット順に列挙されます。

  10. 「インキ」ボタンをクリックして、色分解のインキ設定を変更します。
  11. 左側の「トンボと裁ち落とし」をクリックし、「すべてのマーク」を選択します。
  12. 左側の「Postscript オプション」をクリックし、必要に応じて設定内容を選択します。「OK」をクリックして詳細設定ダイアログボックスを閉じ、もう一度「OK」をクリックして色分解を出力します。