トップレベルまたはグローバル関数は、ActionScript が使用された SWF ファイル内の任意の箇所やユーザー定義クラスで使用できます。ActionScript 2.0 のほとんどのグローバル関数は、クラスに移行されました。
グローバルメソッド
 関数定義元
  
新しい配列を作成します。
トップレベル
  
Boolean(expression:Object):Boolean
expression パラメータをブール値に変換し、その値を返します。
トップレベル
  
エンコードされた URI をストリングにデコードします。
トップレベル
  
エンコードされた URI コンポーネントをストリングにデコードします。
トップレベル
  
ストリングを有効な URI(Uniform Resource Identifier)にエンコードします。
トップレベル
  
ストリングを有効な URI コンポーネントにエンコードします。
トップレベル
  
パラメータをストリングに変換し、URL エンコード形式にエンコードします。この場合、英数字以外のほとんどの文字は % が付いた 16 進シーケンスで置き換えられます。
トップレベル
  
int(value:Number):int
指定した数値を整数値に変換します。
トップレベル
  
値が有限大である場合は true を返し、Infinity または -Infinity である場合は false を返します。
トップレベル
  
値が NaN(非数)の場合は、true を返します。
トップレベル
  
指定されたストリングが、XML エレメントまたは属性に対して有効な名前かどうかを判断します。
トップレベル
  
Number(expression:Object):Number
指定した数値を Number 値に変換します。
トップレベル
  
ActionScript 3.0 ではすべての値がオブジェクトであるため、値に対して Object() を呼び出すと、その値が返されます。
トップレベル
  
ストリングを浮動小数に変換します。
トップレベル
  
parseInt(str:String, radix:uint = 0):Number
ストリングを整数に変換します。
トップレベル
  
String(expression:Object):String
指定されたパラメータのストリング表現を返します。
トップレベル
  
trace(... arguments):void
デバッグ中に式を表示、またはログファイルに書き込みます。
トップレベル
  
指定した数値を符号なし整数値に変換します。
トップレベル
  
パラメータ str をストリングとして評価し、URL エンコードされた形式からストリングをデコード(すべての 16 進シーケンスを ASCII 文字に変換)して、ストリングを返します。
トップレベル
  
Vector(sourceArray:Object):Vector.<T>
エレメントが指定されたデータ型のインスタンスである新しい Vector インスタンスを作成します。
トップレベル
  
XML(expression:Object):XML
オブジェクトを XML オブジェクトに変換します。
トップレベル
  
XMLList(expression:Object):XMLList
オブジェクトを XMLList オブジェクトに変換します。
トップレベル


トップレベルまたはグローバル定数は、どのスクリプトでも使用でき、ドキュメント内のどのタイムラインやスコープでも参照できます。
グローバル定数
 定数定義元
  Infinity : Number
正の Infinity を表す特殊な値です。
トップレベル
  -Infinity : Number
負の Infinity を表す特殊な値です。
トップレベル
  NaN : Number
"非数"(NaN)の値を表す Number データ型の特殊メンバーです。
トップレベル
  undefined : *
初期化されていない型指定のない変数、または初期化されていないダイナミックオブジェクトプロパティに適用される特殊な値です。
トップレベル
定数の詳細
Infinity定数
public const Infinity:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

正の Infinity を表す特殊な値です。 この定数の値は、Number.POSITIVE_INFINITY と同じです。

関連項目




0 で除算した結果が Infinity になるのは、除数が正の数値である場合のみです。
trace(0 / 0);  // NaN
trace(7 / 0);  // Infinity
trace(-7 / 0); // -Infinity
-Infinity定数 
public const -Infinity:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

負の Infinity を表す特殊な値です。 この定数の値は、Number.NEGATIVE_INFINITY と同じです。

関連項目




0 で除算した結果が -Infinity になるのは、除数が負の数値である場合のみです。
trace(0 / 0);  // NaN
trace(7 / 0);  // Infinity
trace(-7 / 0); // -Infinity
NaN定数 
public const NaN:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

「非数」(NaN)の値を表す Number データ型の特殊メンバーです。 数式の結果が数値として表現できない値になる場合、その結果は NaN になります。 次のリストでは、結果が NaN になる一般的な式について説明します。

NaN 値は、int または uint データ型のメンバーではありません。

NaN 値は、NaN を含む他のどの値とも等しいと見なされないため、等価演算子を使用して、式が NaN であるかどうかをテストできません。 数値が NaN 関数かどうかを判別するには、isNaN() を使用します。

関連項目

undefined定数 
public const undefined:*

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

初期化されていない型指定のない変数、または初期化されていないダイナミックオブジェクトプロパティに適用される特殊な値です。ActionScript 3.0 では、型指定のない変数のみが値 undefined を保持できます。ただしこれは、ActionScript 1.0 および ActionScript 2.0 には当てはまりません。例えば、次の変数は型指定も初期化も行われていないため、いずれも undefined になります。

また、undefined 値は初期化されていない、または定義されていないダイナミックオブジェクトのプロパティにも適用されます。例えば、オブジェクトが Object クラスのインスタンスの場合、動的に割り当てられたプロパティに値が割り当てられるまで、そのプロパティの値は undefined です。

さまざまな関数で undefined が使用されている場合は、結果が異なります。

undefinednull と混同しないようにしてください。 nullundefined を等価演算子(==)で比較すると、結果は true になります。 ただし、nullundefined を厳密な等価演算子(===)で比較すると、結果は false になります。

関連項目




次の例では、型指定されていない変数 myVar が宣言されていますが、初期化されていません。変数の型が指定されていないため、myVar の値は undefined です。変数に型注釈があるか、または特殊な(*)型指定されていない注釈(var myVar:*;)が使用されているかは関係ありません。
// trace value of untyped and uninitialized variable
var myVar;
trace(myVar); // undefined

同じ規則が、初期化されていないダイナミックオブジェクトのプロパティに適用されます。 例えば、インスタンス obj(ダイナミッククラス A)が指定された場合、obj.propNameobj インスタンスの初期化されていないプロパティ)の値は、undefined です。
dynamic class A {}
var obj:A = new A()

// trace undefined property of obj
trace(obj.propName); // undefined
関数の詳細
Array()関数
public function Array(... args):Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

新しい配列を作成します。長さがゼロ以上の配列、または指定したエレメントのリスト(異なるデータ型を含めることができます)を使用して設定された配列を作成できます。使用する引数の数およびデータ型によって、返される配列の内容が決定します。

Array() 関数は、Array クラスのコンストラクタを使用した配列の作成に似ています。

引数がプリミティブな値ではない場合は、明示的な型の変換や型のキャストには as 演算子を使用します。詳細については、この項の「例」のセクションを参照してください。

パラメータ

... args — 引数を渡さない場合は空の配列が作成され、整数の引数を 1 つ渡すと特定の長さの配列が作成されます。また、一連のさまざまな型の値をカンマで区切って渡すと、渡された値が設定された配列が作成されます。

戻り値
Array — ゼロ以上の長さの配列です。

関連項目




次の例は、引数がプリミティブな値でない場合の Array() 関数の動作を表しています。配列へのキャストの一般的な使用方法は、配列形式で値を保存する Object インスタンスの変換です。Array() を、Object 型またはその他のプリミティブでないデータ型の引数を使用して呼び出した場合は、オブジェクトへの参照が新しい配列のエレメントに格納されます。 つまり、渡された唯一の引数がオブジェクトである場合、そのオブジェクトへの参照が新しい配列の最初のエレメントになります。
var obj:Object = [ "a", "b", "c" ];
      
var newArray:Array = Array( obj );

trace(newArray == obj);    // false
trace(newArray[0] == obj); // true
trace(newArray[0][0])      // a
trace(newArray[0][1])      // b
trace(newArray[0][2])      // c

obj を配列にキャストするには、as 演算子を使用します。obj が有効な配列の場合は配列の参照が返され、そうでない場合は null が返されます。
var obj:Object = [ "a", "b", "c" ];
      
var newArray:Array = obj as Array;

trace(newArray == obj); // true
trace(newArray[0]);     // a
trace(newArray[1]);     // b
trace(newArray[2]);     // c
Boolean()関数 
public function Boolean(expression:Object):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

expression パラメータをブール値に変換し、その値を返します。

戻り値は、次の表に示すように、引数のデータ型および値によって異なります。

入力値戻り値
0 Boolean(0) false
NaN Boolean(NaN) false
数値(0 でも NaN でもない) Boolean(4) true
空のストリング Boolean("") false
空ではないストリング Boolean("6") true
null Boolean(null) false
undefined Boolean(undefined) false
Object クラスのインスタンス Boolean(new Object()) true
引数なし Boolean() false

ActionScript の以前のバージョンとは異なり、Boolean() 関数は Boolean クラスのコンストラクタと同じ結果を返します。

パラメータ

expression:Object — ブール値に変換する式またはオブジェクトです。

戻り値
Boolean — ブール値への変換の結果です。

関連項目

decodeURI()関数 
public function decodeURI(uri:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

エンコードされた URI をストリングにデコードします。encodeURI 関数でエンコードされていたすべての文字が、エンコードされていない表現に復元されたストリングを返します。

次の表に、文字にデコードされないdecodeURI 関数において)エスケープシーケンスのセットを示します。この表にあるエスケープシーケンスをデコードするには、decodeURIComponent() を使用してください。

デコードされないエスケープシーケンス相当する文字
%23 #
%24 $
%26 &
%2B +
%2C ,
%2F /
%3A :
%3B ;
%3D =
%3F ?
%40 @

パラメータ

uri:StringencodeURI 関数でエンコードされたストリングです。

戻り値
StringencodeURI 関数でエスケープされていたすべての文字が、アンエスケープされた表現に復元されたストリングです。

関連項目




package {
    import flash.display.Sprite;

    public class DecodeURIExample extends Sprite {
        public function DecodeURIExample() {
            var uri:String = "http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>";
            var encoded:String = encodeURI(uri);
            var decoded:String = decodeURI(encoded);
            trace(uri);        // http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>
            trace(encoded);    // http://www.example.com/application.jsp?user=%3Cuser%20name='some%20user'%3E%3C/user%3E
            trace(decoded);    // http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>
        }
    }
}
decodeURIComponent()関数 
public function decodeURIComponent(uri:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

エンコードされた URI コンポーネントをストリングにデコードします。encodeURIComponent 関数でエスケープされていたすべての文字が、エンコードされていない表現に復元されたストリングを返します。

この関数は、URI ストリングの一部(URI コンポーネントと呼びます)のみの変換を目的とします。この点で、decodeURI() 関数とは異なります。URI コンポーネントは、コンポーネントセパレータと呼ばれる特殊文字(: / ; および ?)です。 ). URI コンポーネントの一般的な例は、「http」および「www.adobe.com」です。

この関数と decodeURI() のもう 1 つの重要な相違点は、この関数は URI コンポーネントを処理することを想定しているので、特殊なセパレータ文字(; / ? : @ & = + $ , #)を表すエスケープシーケンスが、デコードの必要がある通常のテキストとして扱われることです。

パラメータ

uri:StringencodeURIComponent 関数でエンコードされたストリングです。

戻り値
StringencodeURIComponent 関数でエスケープされていたすべての文字が、アンエスケープされた表現に復元されたストリングです。

関連項目

encodeURI()関数 
public function encodeURI(uri:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

ストリングを有効な URI(Uniform Resource Identifier)にエンコードします。完全 URI をストリングに変換します。基本文字の小さなグループに属していない限り、すべての文字が UTF-8 エスケープシーケンスとしてエンコードされます。

次の表に、UTF-8 エスケープシーケンスに変換されないencodeURI 関数で変換されない)すべての文字を示します。

エンコードされない文字
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
; / ? : @ & = + $ , #
- _ . ! ~ * ' ( )

パラメータ

uri:String — 完全な URI を表すストリングです。

戻り値
String — 特定の文字が UTF-8 エスケープシーケンスとしてエンコードされているストリングです。

関連項目




package {
    import flash.display.Sprite;

    public class EncodeURIExample extends Sprite {
        public function EncodeURIExample() {
            var uri:String = "http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>";
            var encoded:String = encodeURI(uri);
            var decoded:String = decodeURI(encoded);
            trace(uri);        // http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>
            trace(encoded);    // http://www.example.com/application.jsp?user=%3Cuser%20name='some%20user'%3E%3C/user%3E
            trace(decoded);    // http://www.example.com/application.jsp?user=<user name='some user'></user>
        }
    }
}
encodeURIComponent()関数 
public function encodeURIComponent(uri:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

ストリングを有効な URI コンポーネントにエンコードします。URI のサブストリングをストリングに変換します。基本文字の非常に小さなグループに属していない限り、すべての文字が UTF-8 エスケープシーケンスとしてエンコードされます。

encodeURIComponent() 関数は、URI ストリングの一部(URI コンポーネントと呼びます)のみの変換を目的とします。この点で、encodeURI() 関数とは異なります。URI コンポーネントは、コンポーネントセパレータと呼ばれる特殊文字(: / ; および ?)です。 ). URI コンポーネントの一般的な例は、「http」および「www.adobe.com」です。

この関数と encodeURI() のもう 1 つの重要な相違点は、この関数は URI コンポーネントを処理することを想定しているので、特殊なセパレータ文字(; / ? : @ & = + $ , #)が、エンコードの必要がある通常のテキストとして扱われることです。

次の表に、UTF-8 エスケープシーケンスに変換されないencodeURIComponent 関数で変換されない)すべての文字を示します。

エンコードされない文字
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
- _ . ! ~ * ' ( )

パラメータ

uri:String

戻り値
String

関連項目

escape()関数 
public function escape(str:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

パラメータをストリングに変換し、URL エンコード形式にエンコードします。この場合、英数字以外のほとんどの文字は % が付いた 16 進シーケンスで置き換えられます。URL エンコードされたストリング内のパーセント記号(%)は、エスケープ文字の開始を表すもので、剰余演算子(%)ではありません。

次の表に、エスケープシーケンスに変換されないescape() 関数で変換されない)すべての文字を示します。

エンコードされない文字
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
@ - _ . * + /

パラメータ

str:String — ストリングに変換し、URL エンコードする対象の式です。

戻り値
String — URL エンコードされたストリングです。

関連項目

int()関数 
public function int(value:Number):int

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

指定した数値を整数値に変換します。10 進数値は小数点で切り捨てられます。

パラメータ

value:Number — 整数に変換される値です。

戻り値
int — 変換された整数値です。

関連項目

isFinite()関数 
public function isFinite(num:Number):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0.
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

値が有限の場合は true を返します。false を返すのは、値が Infinity または -Infinity である場合です。 Infinity または -Infinity は、0 による除算などの数学的なエラーの可能性を示します。

パラメータ

num:Number — 有限大または無限大として評価する数値です。

戻り値
Boolean — 有限大である場合は true を返し、無限大または負の無限大である場合は false を返します。
isNaN()関数 
public function isNaN(num:Number):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

true を返します(値が NaN(非数)の場合)。 isNaN() 関数は、数式が正常に数値に評価されるかどうかをチェックするのに便利です。 isNaN() は、parseInt() 関数および parseFloat() 関数から返された値をチェックするために最もよく使用されます。 NaN 値は、「非数」の値を表す Number データ型の特殊メンバーです。

注意NaN 値は、int または uint データ型のメンバーではありません。

次の表に、さまざまな入力タイプや値での isNaN() の戻り値を示します。 コンパイラ警告が Strict モードに設定されている場合、次の演算の一部がコンパイラ警告を生成する場合があります。

入力タイプと値戻り値
0 を 0 で除算 isNaN(0/0) true
ゼロ以外の数値を 0 で除算 isNaN(5/0) false
負の数の平方根 isNaN(Math.sqrt(-1)) true
0 ~ 1 以外の数値のアークサイン isNaN(Math.asin(2)) true
Number に変換できるストリング isNaN("5") false
Number に変換できないストリング isNaN("5a") true

パラメータ

num:Number — 評価する数値または数式です。

戻り値
Booleantrue を返します(値が NaN(非数)の場合)。それ以外の場合は、false を返します。
isXMLName()関数 
public function isXMLName(str:String):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

指定されたストリングが、XML エレメントまたは属性に対して有効な名前かどうかを判断します。

パラメータ

str:String — 評価するストリングです。

戻り値
Booleantrue を返します(str 引数が有効な XML 名である場合)。それ以外の場合は false を返します。
Number()関数 
public function Number(expression:Object):Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

指定した数値を Number 値に変換します。次の表に、さまざまな入力タイプの結果を示します。

入力タイプと値戻り値
undefined Number(undefined) NaN
null Number(null) 0
true Number(true) 1
false Number(false) 0
NaN Number(NaN) NaN
空のストリング Number("") 0
Number に変換されるストリング Number("5") 数値(例:5
Number に変換されないストリング Number("5a") NaN

パラメータ

expression:Object — 数値に変換される値です。

戻り値
Number — 変換された数値の値です。

関連項目

Object()関数 
public function Object(value:Object):Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

ActionScript 3.0 ではすべての値がオブジェクトであるため、値に対して Object() を呼び出すと、その値が返されます。

パラメータ

value:Object — 変換するオブジェクトまたは数値、ストリング、またはブール値です。

戻り値
Objectvalue パラメータで指定された値です。

関連項目

parseFloat()関数 
public function parseFloat(str:String):Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

ストリングを浮動小数に変換します。この関数は、初期数の一部でない文字に達するまで、ストリング内の数値を読み取り(解析し)、結果を返します。 ストリングが解析できる数値で始まっていない場合、parseFloat()NaN を返します。 有効な整数の前の空白は、後続の非数値文字と同様に無視されます。

パラメータ

str:String — 読み込まれて浮動小数に変換されるストリングです。

戻り値
Number — 数値または NaN(非数)です。
parseInt()関数 
public function parseInt(str:String, radix:uint = 0):Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

ストリングを整数に変換します。パラメータで指定されたストリングを数値に変換できない場合は NaN を返します。 0x から始まる整数は、16 進数と解釈されます。ActionScript の以前のバージョンと異なり、0 から始まる整数は 8 進数と解釈されません。8 進数には 8 の基数を指定する必要があります。有効な整数の前の空白およびゼロは、後続の非数値文字と同様に無視されます。

パラメータ

str:String — 整数に変換されるストリングです。
 
radix:uint (default = 0) — 解析する数値の基数を表す整数です。有効な値は、2 ~ 36 です。

戻り値
Number — 数値または NaN(非数)です。
String()関数 
public function String(expression:Object):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

指定されたパラメータのストリング表現を返します。

次の表に、さまざまな入力タイプの結果を示します。

入力タイプと値戻り値
undefined undefined
null "null"
true "true"
false "false"
NaN "NaN"
StringString
ObjectObject.toString()
Number数値のストリング表現です。

パラメータ

expression:Object — ストリングに変換される式です。

戻り値
Stringexpression パラメータに渡された値のストリング表現です。

関連項目

trace()関数 
public function trace(... arguments):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

デバッグ中に式を表示、またはログファイルに書き込みます。単一のトレースステートメントに複数の引数を指定できます。trace ステートメント内の引数に String 以外のデータ型が含まれている場合は、trace 関数によって、そのデータ型に関連付けられた toString() メソッドが呼び出されます。例えば、引数がブール値の場合、trace 関数で Boolean.toString() が呼び出され、戻り値が表示されます。

パラメータ

... arguments — 評価する 1 つ以上のカンマ区切りの式です。複数の式がある場合、出力では各式の間に空白が挿入されます。




次の例は、クラス TraceExample を使用して、trace() メソッドで単純なストリングをプリントする方法を示しています。通常、メッセージは "デバッグ" コンソールに出力されます。
package {
    import flash.display.Sprite;

    public class TraceExample extends Sprite {

        public function TraceExample() {
            trace("Hello World");
        }
    }
}
uint()関数 
public function uint(value:Number):uint

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

指定した数値を符号なし整数値に変換します。10 進数値は小数点で切り捨てられます。

次の表に、さまざまな入力タイプや値での uint() の戻り値を示します。

入力タイプと値戻り値
undefined uint(undefined) 0
null uint(null) 0
0 uint(0) 0
NaN uint(NaN) 0
正の浮動小数 uint(5.31) 切り捨てられた符号なし整数(例:5
負の浮動小数 uint(-5.78) 切り捨てて整数にし、負の整数の規則を適用します。
負の整数 uint(-5) uint.MAX_VALUE と負の整数の合計(例えば、uint.MAX_VALUE + (-5)
true uint(true) 1
false uint(false) 0
空のストリング uint("") 0
Number に変換されるストリング uint("5") 数値
Number に変換されないストリング uint("5a") 0

パラメータ

value:Number — 整数に変換される値です。

戻り値
uint — 変換された整数値です。

関連項目

unescape()関数 
public function unescape(str:String):String

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

パラメータ str をストリングとして評価し、URL エンコードされた形式からストリングをデコード(すべての 16 進シーケンスを ASCII 文字に変換)して、ストリングを返します。

パラメータ

str:String — 16 進シーケンスをエスケープするストリングです。

戻り値
String — URL エンコードされたパラメータからデコードしたストリングです。
Vector()関数 
public function Vector(sourceArray:Object):Vector.<T>

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: Flash Player 10, AIR 1.5

エレメントが指定されたデータ型のインスタンスである新しい Vector インスタンスを作成します。この関数を呼び出す場合、type パラメータを使用して結果ベクターのエレメント(ベクターのベース型)のデータ型を指定します。 この関数は、Vector インスタンスを宣言する場合、または新しい Vector.<T>() コンストラクタを呼び出す場合に使用するシンタックスと同じシンタックスを使用します。

var v:Vector.<String> = Vector.<String>(["Hello", "World"]);

生成されるベクターには sourceArray 引数のエレメントの値が設定されます。sourceArray 引数が Vector.<T> インスタンス(ここで、T はベース型です)の場合、関数はそのベクターを返します。それ以外の場合、結果ベクターには sourceArray 配列(ベクター)のエレメントが設定されます。

どちらの場合も、sourceArray 引数のすべてのエレメントのデータ型が、関数呼出しで指定されたベース型 T と一致する必要があります。

sourceArray 引数が length 0 を持つ場合、関数は空のベクターを返します。

ベクターが sourceArray 引数として渡され、そのベース型が T ではない場合、または配列が渡され、そのエレメントがデータ型 T のすべてのインスタンスではない場合、ベース型の値の変換が試行されます。 値が自動的に変換される場合、結果ベクターは変換された値を取り込みます。変換が行われない場合、エラーが発生します。

同様に、sourceArray 引数のエレメントがベース型 T のサブクラスのインスタンスの場合、呼出しは成功し、エレメントが生成されるベクターに追加されます。 sourceArray 引数がベース型 T のサブクラスのベクターである場合でも、この機能は有効です。 実際に、この機能は、ベース型 T を持つベクターを T のスーパークラスであるベース型を持つベクターに変換する唯一の方法です。

例えば、次のコードは、Strict モードの場合にコンパイルエラーを引き起こすか、実行時に TypeError を引き起こします。これは、Vector.<Sprite> を Vector.<DisplayObject> 変数に割り当てようとするためです(Sprite は DisplayObject のサブクラスです)。

var v1:Vector.<Sprite> = new Vector.<Sprite>();
  v1[0] = new Sprite();
  var v2:Vector.<DisplayObject> = v1;

次の代替バージョンのコードは、Vector.<Sprite> インスタンスを Vector.<DisplayObject> インスタンスに正常にコピーします。

var v1:Vector.<Sprite> = new Vector.<Sprite>();
  v1[0] = new Sprite();
  var v2:Vector.<DisplayObject> = Vector.<DisplayObject>(v1);

パラメータ

sourceArray:Object — エレメントが結果ベクターのエレメントとなる Array または Vector インスタンス。関連するデータ型が指定されたデータ型と同じ Vector インスタンスである引数の場合、引数は関数の結果として返されます。

戻り値
Vector.<T>sourceArray 配列のエレメントによって作成された Vector インスタンス。

例外
TypeError sourceArray 引数に、指定されたデータ型に変換できないエレメントが含まれる場合。

関連項目

XML()関数 
public function XML(expression:Object):XML

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

オブジェクトを XML オブジェクトに変換します。

次の表に、さまざまな入力タイプでの戻り値を示します。

パラメータタイプ戻り値
Boolean値は最初にストリングに変換され、次に XML オブジェクトに変換されます。
Nullランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
Number値は最初にストリングに変換され、次に XML オブジェクトに変換されます。
Object値が String、Number、または Boolean の場合にのみ XML に変換されます。それ以外の場合は、ランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
String値が XML に変換されます。
未定義ランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
XML入力値は変更されずに返されます。
XMLListXMLList オブジェクトに XML 型のプロパティが 1 つだけ含まれている場合にのみ、XML オブジェクトを返します。それ以外の場合は、ランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。

パラメータ

expression:Object — XML に変換されるオブジェクトです。

戻り値
XML — 変換するオブジェクトが保持していた値を含む XML オブジェクトです。

関連項目

XMLList()関数 
public function XMLList(expression:Object):XMLList

言語バージョン: ActionScript 3.0
ランタイムバージョン: AIR 1.0 Flash Player 9

オブジェクトを XMLList オブジェクトに変換します。

次の表に、さまざまな入力タイプでの戻り値を示します。

パラメータタイプ戻り値
Boolean値は最初にストリングに変換され、次に XMLList オブジェクトに変換されます。
Nullランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
Number値は最初にストリングに変換され、次に XMLList オブジェクトに変換されます。
Object値が String、Number、または Boolean の場合にのみ XMLList に変換します。それ以外の場合は、ランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
String値は XMLList オブジェクトに変換されます。
未定義ランタイムエラーが発生します(TypeError 例外)。
XML値は XMLList オブジェクトに変換されます。
XMLList入力値は変更されずに返されます。

パラメータ

expression:Object — XMLList オブジェクトに変換されるオブジェクトです。

戻り値
XMLList — 変換するオブジェクトが保持していた値を含む XMLList オブジェクトです。

関連項目