window.runtime プロパティwindow.runtime.flash.geom.Rectangle
継承Rectangle Inheritance Object
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトは、その位置(左上隅のポイント (x, y) で示される)、および幅と高さで定義される領域です。

Rectangle クラスの xywidth、および height の各プロパティは、互いに独立しているため、あるプロパティの値を変更しても、他のプロパティに影響はありません。ただし、right プロパティと bottom プロパティはこれら 4 つのプロパティと不可分に関連しています。例えば、right プロパティの値を変更すると width プロパティの値も変更されます。bottom プロパティの値を変更すると、height プロパティの値も変更されます。

Rectangle オブジェクトを作成するには、new Rectangle() コンストラクタを使用します。

例を表示

関連項目

BitmapData
NativeWindow


プロパティ
 プロパティ定義元
  bottom : Number
y プロパティと height プロパティの合計です。
Rectangle
  bottomRight : Point
Rectangle オブジェクトの右下隅の位置で、right プロパティと bottom プロパティの値で決まります。
Rectangle
 Inheritedconstructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクタ関数への参照です。
Object
  height : Number
矩形の高さ(ピクセル単位)です。
Rectangle
  left : Number
矩形の左上隅の x 座標です。
Rectangle
 Inheritedprototype : Object
[静的] クラスまたは関数オブジェクトのプロトタイプオブジェクトへの参照です。
Object
  right : Number
x プロパティと width プロパティの合計です。
Rectangle
  size : Point
Rectangle オブジェクトのサイズで、width プロパティと height プロパティの値を持つ Point オブジェクトとして表現されます。
Rectangle
  top : Number
矩形の左上隅の y 座標です。
Rectangle
  topLeft : Point
Rectangle オブジェクトの左上隅の位置で、そのポイントの x 座標と y 座標で決まります。
Rectangle
  width : Number
矩形の幅(ピクセル単位)です。
Rectangle
  x : Number
矩形の左上隅の x 座標です。
Rectangle
  y : Number
矩形の左上隅の y 座標です。
Rectangle
パブリックメソッド
 メソッド定義元
  
Rectangle(x:Number = 0, y:Number = 0, width:Number = 0, height:Number = 0)
左上隅が x パラメータと y パラメータで指定され、幅と高さが width パラメータ height パラメータで指定された新しい Rectangle オブジェクトを作成します。
Rectangle
  
元の Rectangle オブジェクトと x、y、width、および height の各プロパティの値が同じである、新しい Rectangle オブジェクトを返します。
Rectangle
  
指定されたポイントがこの Rectangle オブジェクトで定義される矩形領域内にあるかどうかを判別します。
Rectangle
  
指定されたポイントがこの Rectangle オブジェクトで定義される矩形領域内にあるかどうかを判別します。
Rectangle
  
rect パラメータで指定された Rectangle オブジェクトがこの Rectangle オブジェクト内にあるかどうかを判別します。
Rectangle
  
toCompare パラメータで指定されたオブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと等しいかどうかを判別します。
Rectangle
 Inherited
hasOwnProperty(name:String):Boolean
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。
Object
  
inflate(dx:Number, dy:Number):void
Rectangle オブジェクトのサイズを、指定された量(ピクセル単位)だけ大きくします。
Rectangle
  
inflatePoint(point:Point):void
Rectangle オブジェクトのサイズを大きくします。
Rectangle
  
toIntersect パラメータで指定された Rectangle オブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと交差する場合に、交差領域を Rectangle オブジェクトとして返します。
Rectangle
  
toIntersect パラメータで指定されたオブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと交差するかどうかを判別します。
Rectangle
  
この Rectangle オブジェクトが空かどうかを判別します。
Rectangle
 Inherited
isPrototypeOf(theClass:Object):Boolean
Object クラスのインスタンスが、パラメータとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。
Object
  
offset(dx:Number, dy:Number):void
Rectangle オブジェクトの位置(左上隅で決定される)を、指定された量だけ調整します。
Rectangle
  
offsetPoint(point:Point):void
Point オブジェクトをパラメータとして使用して、Rectangle オブジェクトの位置を調整します。
Rectangle
 Inherited
propertyIsEnumerable(name:String):Boolean
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。
Object
  
setEmpty():void
Rectangle オブジェクトのすべてのプロパティを 0 に設定します。
Rectangle
 Inherited
setPropertyIsEnumerable(name:String, isEnum:Boolean = true):void
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。
Object
  
Rectangle オブジェクトの水平位置と垂直位置、および幅と高さを列挙するストリングを作成して返します。
Rectangle
  
2 つの矩形間の水平と垂直の空間を塗りつぶすことにより、2 つの矩形を加算して新しい Rectangle オブジェクトを作成します。
Rectangle
 Inherited
valueOf():Object
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。
Object
プロパティの詳細
bottomプロパティ
bottom:Number
ランタイムバージョン:  1.0

y プロパティと height プロパティの合計です。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

bottomRightプロパティ 
bottomRight:Point
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトの右下隅の位置で、right プロパティと bottom プロパティの値で決まります。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

heightプロパティ 
var height:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の高さ(ピクセル単位)です。Rectangle オブジェクトの height の値を変更しても、xy、および width の各プロパティに影響はありません。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

leftプロパティ 
left:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の左上隅の x 座標です。Rectangle オブジェクトの left プロパティ値を変更しても、y および height の各プロパティに影響はありません。ただし、width プロパティには影響します。一方、x 値を変更しても width プロパティに影響はありません。

left プロパティの値は、x プロパティの値と等価です。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

rightプロパティ 
right:Number
ランタイムバージョン:  1.0

x プロパティと width プロパティの合計です。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

sizeプロパティ 
size:Point
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトのサイズで、width プロパティと height プロパティの値を持つ Point オブジェクトとして表現されます。

関連項目

topプロパティ 
top:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の左上隅の y 座標です。Rectangle オブジェクトの top プロパティ値を変更しても、x および width の各プロパティに影響はありません。ただし、height プロパティには影響します。一方、y 値を変更しても height プロパティに影響はありません。

top プロパティの値は、y プロパティの値と等価です。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

topLeftプロパティ 
topLeft:Point
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトの左上隅の位置で、そのポイントの x 座標と y 座標で決まります。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

widthプロパティ 
var width:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の幅(ピクセル単位)です。Rectangle オブジェクトの width の値を変更しても、xy、および height の各プロパティに影響はありません。

位置プロパティと測定プロパティを示す矩形イメージ。

関連項目

xプロパティ 
var x:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の左上隅の x 座標です。Rectangle オブジェクトの x プロパティ値を変更しても、ywidth、および height の各プロパティに影響はありません。

x プロパティの値は、left プロパティの値と等価です。

関連項目

yプロパティ 
var y:Number
ランタイムバージョン:  1.0

矩形の左上隅の y 座標です。Rectangle オブジェクトの y プロパティ値を変更しても、xwidth、および height の各プロパティに影響はありません。

y プロパティの値は、top プロパティの値と等価です。

関連項目

コンストラクタの詳細
Rectangle()コンストラクタ
function Rectangle(x:Number = 0, y:Number = 0, width:Number = 0, height:Number = 0)
ランタイムバージョン:  1.0

左上隅が x パラメータと y パラメータで指定され、width パラメータと height パラメータが指定された新しい Rectangle オブジェクトを作成します。パラメータなしでこの関数を呼び出すと、xywidth、および height の各プロパティが 0 に設定された矩形が作成されます。

パラメータ
x:Number (default = 0) — 矩形の左上隅の x 座標です。
 
y:Number (default = 0) — 矩形の左上隅の y 座標です。
 
width:Number (default = 0) — 矩形の幅(ピクセル単位)です。
 
height:Number (default = 0) — 矩形の高さ(ピクセル単位)です。

関連項目

メソッドの詳細
clone()メソッド
function clone():Rectangle
ランタイムバージョン:  1.0

元の Rectangle オブジェクトと xywidth、および height の各プロパティの値が同じである、新しい Rectangle オブジェクトを返します。

戻り値
Rectangle — 元の Rectangle オブジェクトと xywidth、および height の各プロパティの値が同じである、新しい Rectangle オブジェクトです。

関連項目

contains()メソッド 
function contains(x:Number, y:Number):Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

指定されたポイントがこの Rectangle オブジェクトで定義される矩形領域内にあるかどうかを判別します。

パラメータ

x:Number — ポイントの x 座標(水平位置)です。
 
y:Number — ポイントの y 座標(垂直位置)です。

戻り値
Boolean — Rectangle オブジェクトに指定されたオブジェクトが含まれる場合は true を返します。含まれない場合は false を返します。

関連項目

containsPoint()メソッド 
function containsPoint(point:Point):Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

指定されたポイントがこの Rectangle オブジェクトで定義される矩形領域内にあるかどうかを判別します。このメソッドは、Point オブジェクトをパラメータとして使用することを除けば、Rectangle.contains() メソッドと似ています。

パラメータ

point:Pointx および y の座標値で表されるポイントです。

戻り値
Boolean — Rectangle オブジェクトに指定されたオブジェクトが含まれる場合は true を返します。含まれない場合は false を返します。

関連項目

containsRect()メソッド 
function containsRect(rect:Rectangle):Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

rect パラメータで指定された Rectangle オブジェクトがこの Rectangle オブジェクト内にあるかどうかを判別します。2 番目の Rectangle オブジェクトが最初の Rectangle オブジェクトの境界内に完全に収まる場合、最初の Rectangle オブジェクトは 2 番目の Rectangle オブジェクトを包含していると言います。

パラメータ

rect:Rectangle — チェック対象の Rectangle オブジェクトです。

戻り値
Boolean — 指定した Rectangle オブジェクトがこの Rectangle オブジェクトに含まれる場合は true を返します。含まれない場合は false を返します。
equals()メソッド 
function equals(toCompare:Rectangle):Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

toCompare パラメータで指定されたオブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと等しいかどうかを判別します。このメソッドは、オブジェクトの xywidth、および height の各プロパティを、この Rectangle オブジェクトの同じプロパティと比較します。

パラメータ

toCompare:Rectangle — この Rectangle オブジェクトと比較する矩形です。

戻り値
Booleantrue は、オブジェクトの xywidth、および height の各プロパティの値がこの Rectangle オブジェクトと等しいkとを示します。等しくない場合は false を返します。

関連項目

inflate()メソッド 
function inflate(dx:Number, dy:Number):void
ランタイムバージョン: 

Rectangle オブジェクトのサイズを、指定された量(ピクセル単位)だけ大きくします。Rectangle オブジェクトの中心点は変わりませんが、サイズは dx 値に応じて左右に大きくなり、dy 値に応じて上下に大きくなります。

パラメータ

dx:Number — Rectangle オブジェクトの左右に加わる値です。次の等式を使用して、矩形の新しい幅と位置が計算されます。
 x -= dx;
 width += 2 * dx;
 
 
dy:Number — Rectangle オブジェクトの上下に加わる値です。次の等式を使用して、矩形の新しい高さと位置が計算されます。
 y -= dy;
 height += 2 * dy;
 

関連項目

inflatePoint()メソッド 
function inflatePoint(point:Point):void
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトのサイズを大きくします。このメソッドは、Point オブジェクトをパラメータとして使用することを除けば、Rectangle.inflate() メソッドと似ています。

次の 2 つのコード例の結果は同じになります。

  var rect1 = new air.Rectangle(0,0,2,5);
  rect1.inflate(2,2)
  
  var rect1 = new air.Rectangle(0,0,2,5);
  var pt1 = new air.Point(2,2);
  rect1.inflatePoint(pt1)
  

パラメータ

point:Point — この Point オブジェクトの x プロパティは、Rectangle オブジェクトの水平方向のサイズを大きくするために使用します。y プロパティは、Rectangle オブジェクトの垂直方向のサイズを大きくするために使用します。

関連項目

intersection()メソッド 
function intersection(toIntersect:Rectangle):Rectangle
ランタイムバージョン:  1.0

toIntersect パラメータで指定された Rectangle オブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと交差する場合に、交差領域を Rectangle オブジェクトとして返します。矩形が交差しない場合、このメソッドは、プロパティが 0 に設定された空の Rectangle オブジェクトを返します。

結果として生成される交差矩形。

パラメータ

toIntersect:Rectangle — この Rectangle オブジェクトと交差するかどうかを調べる対象の Rectangle オブジェクトです。

戻り値
Rectangle — 交差領域と等しい Rectangle オブジェクトです。矩形が交差しない場合、このメソッドは xywidth、および height の各プロパティが 0 に設定された空の Rectangle オブジェクトを返します。
intersects()メソッド 
function intersects(toIntersect:Rectangle):Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

toIntersect パラメータで指定されたオブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと交差するかどうかを判別します。このメソッドは、指定された Rectangle オブジェクトの xywidth、および height の各プロパティをチェックして、この Rectangle オブジェクトと交差するかどうかを調べます。

パラメータ

toIntersect:Rectangle — この Rectangle オブジェクトと比較する Rectangle オブジェクトです。

戻り値
Boolean — 指定されたオブジェクトがこの Rectangle オブジェクトと交差する場合は true を返します。交差しない場合は false を返します。

関連項目

isEmpty()メソッド 
function isEmpty():Boolean
ランタイムバージョン:  1.0

この Rectangle オブジェクトが空かどうかを判別します。

戻り値
Boolean — Rectangle オブジェクトの幅と高さが 0 以下の場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。
offset()メソッド 
function offset(dx:Number, dy:Number):void
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトの位置(左上隅で決定される)を、指定された量だけ調整します。

パラメータ

dx:Number — Rectangle オブジェクトの x 値をこの量だけ移動します。
 
dy:Number — Rectangle オブジェクトの y 値をこの量だけ移動します。

offsetPoint()メソッド 
function offsetPoint(point:Point):void
ランタイムバージョン:  1.0

Point オブジェクトをパラメータとして使用して、Rectangle オブジェクトの位置を調整します。このメソッドは、Point オブジェクトをパラメータとして使用することを除けば、Rectangle.offset() メソッドと似ています。

パラメータ

point:Point — この Rectangle オブジェクトをオフセットするための Point オブジェクトです。

関連項目

setEmpty()メソッド 
function setEmpty():void
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトのすべてのプロパティを 0 に設定します。その幅または高さが 0 以下の場合、Rectangle オブジェクトは空です。

このメソッドは、xywidth、および height の各プロパティの値を 0 に設定します。

関連項目

toString()メソッド 
function toString():String
ランタイムバージョン:  1.0

Rectangle オブジェクトの水平位置と垂直位置、および幅と高さを列挙するストリングを作成して返します。

戻り値
String — Rectangle オブジェクトの xywidth、および height の各プロパティの値を列挙するストリング。

関連項目

union()メソッド 
function union(toUnion:Rectangle):Rectangle
ランタイムバージョン:  1.0

2 つの矩形間の水平と垂直の空間を塗りつぶすことにより、2 つの矩形を加算して新しい Rectangle オブジェクトを作成します。

結果として生成される和集合矩形。

メモ:union() メソッドは、高さまたは幅の値が 0 である矩形(var rect2:Rectangle = new Rectangle(300,300,50,0); など)を無視します。

パラメータ

toUnion:Rectangle — この Rectangle オブジェクトに追加する Rectangle オブジェクトです。

戻り値
Rectangle — 2 つの矩形の和集合である新しい Rectangle オブジェクトです。
RectangleExample.as

次の例では、RectangleExample クラスを使用して新しい 3 つの Rectangle オブジェクトをさまざまな x 座標、y 座標、高さ、幅で作成します。また、trace() メソッドを使用して、Rectangle インスタンスが正常に作成されたことを確認します。次に、ブール型変数 isContained が、containsRect() メソッドの呼び出し結果に代入されます。このメソッドは、2 番目の矩形が 3 番目の矩形を完全には囲んでいないことを判別します。

メモ:この例をテストするには:

  1. プロジェクトディレクトリに AIRAliases.js ファイルを追加します。
  2. このプロジェクトのアプリケーション記述ファイルを作成し、ADL を使用してプロジェクトをテストします。
<html>
    <head>
      <script src="AIRAliases.js" />
      <script>
        function init() {
            var firstRect = new air.Rectangle();
            air.trace(firstRect);  // (x=0, y=0, w=0, h=0)
            var secondRect = new air.Rectangle(1, 3, 11, 13);
            air.trace(secondRect); // (x=1, y=3, w=11, h=13)
            var thirdRect = new air.Rectangle(5, 8, 17, 19);
            air.trace(thirdRect);  // (x=5, y=8, w=17, h=19)
            var isContained = secondRect.containsRect(thirdRect);
            air.trace(isContained); // false
        }
      </script>
    </head>
    <body onload='init()'>
    </body>
</html>