電子著作権管理の使用

Adobe® Flash® Media Rights Management Server(FMRMS)は、メディア発行者がコンテンツ、特に、FLV ファイルと MP4 ファイルを配信すること、および消費者による直接的補償(ユーザによる支払い)または間接的補償(広告による支払い)を通して生産コストを回収すること可能にします。発行者は、ダウンロード可能で、Adobe® Media Player™ または電子著作権管理(DRM)API を使用する任意の AIR アプリケーションで再生可能な暗号化された FLV としてメディアを配信します。

FMRMS を使用すると、コンテンツプロバイダは、ID ベースのライセンスを使用してユーザ情報を使用してコンテンツを保護することができます。例えば、ある消費者は、テレビ番組の表示を望んでいても、それに伴う広告は見たくありません。広告を見ないようにするために、消費者は登録し、プレミアム料金をコンテンツ発行者に支払います。その後、ユーザは、認証情報を使用して、アクセス権を取得し、コマーシャルなしで番組を再生できます。消費者によっては、インターネットにアクセスできない状態で旅行しているときに、コンテンツをオフラインで表示したいと思う場合があります。プレミアサービスのためにコンテンツの発行者に対して登録と支払いを行った後は、ユーザの認証情報によって、発行者の Web サイトから番組にアクセスし、ダウンロードできるようになります。その後、ユーザは、許可された期間にわたってコンテンツをオフラインで表示できます。コンテンツはユーザ情報によって保護されてもいますので、その他のユーザと共有することはできません。

ユーザが DRM 暗号化ファイルを再生しようとすると、アプリケーションは FMRMS と通信し、次にサービスプロバイダインターフェイス(SPI)を通してコンテンツ発行者のシステムと通信してユーザを認証し、ライセンスと、ユーザがコンテンツへのアクセスを許可されているかどうか(および許可されている場合はその期間の長さ)を決定する証明書を取得します。この証明書は、ユーザがオフラインの状態でコンテンツにアクセスできるかどうか、およびアクセスできる場合の期間の長さも決定します。このように、ユーザ情報は暗号化されたコンテンツへのアクセスを決定するために必要です。

ID ベースのライセンスによって、匿名アクセスもサポートされます。例えば、匿名アクセスは、広告によりサポートされているコンテンツを配信するため、または指定した日数にわたって現在のコンテンツに対する無料アクセスを許可するために、プロバイダが使用できます。アーカイブの素材は、料金の支払いとユーザ情報を必要とするプレミアムコンテンツと見なされることがあります。コンテンツプロバイダは、コンテンツに対して必要なプレイヤーの種類とバージョンを指定し、制限することもできます。

電子著作権管理暗号化で保護されたコンテンツを AIR アプリケーションで再生できるようにする方法を次に示します。DRM を使用してコンテンツを暗号化する方法を理解する必要はありませんが、ユーザが DRM で暗号化されたコンテンツに対するアクセス権を持ち、FMRMS と通信してユーザの認証と証明書の取得を行っていることを前提とします。

ポリシーの作成を含む FMRMS の概要については、FMRMS に含まれるドキュメントを参照してください。

Adobe Media Player について詳しくは、Adobe Media Player 内で利用できる Adobe Media Player ヘルプを参照してください。

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